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ここにないもの

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#石井桃子

2021_0826_本読み

8月26日(木)は、

山崎
1、『ヘビと船長 フランス・バスクのむかしばなし』ふしみみさを 文、ポール・コックス 絵、BL出版


久々の絵本(きよもとさんにお薦めしていただいきました)でした。見開きが、4コマ的に割られているのが、面白いレイアウトでした。フランス人の絵描さんですけれど、安西水丸さんみたいな日本風な感じもあります。
怖くて、
試みを繰り返して、
ハッピーエンド、
という昔話らし

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2021_0814_本読み

8月14日(土)は、

山崎
1、『数学する人生』岡潔 著、森田真生 編、新潮社、最終講義 懐かしさと喜びの自然学 193〜200ページ 四 数学と人生 文化勲章騒動記


文化勲章を受章した際の、奥様の文の残りの半分でした。

読み終わった後に参加者で話したのが面白かったです。

奈良から東京に行くのに、切符を取ることのすったもんだについては、
これはまだ新幹線が開通する以前だったと、山崎

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2021_0812_本読み

8月12日(木)は、

山崎
1、『数学する人生』岡潔 著、森田真生 編、新潮社、最終講義 懐かしさと喜びの自然学 188〜193ページ 四 数学と人生 文化勲章騒動記


文化勲章を受章した際の、奥様の文でした。

巻末の著者の略歴をみると、紫綬褒章も受章されています。

二つの違いがよくわからず、検索すると、

文化勲章は勲章、英訳するとorderで、紫綬褒章の褒章は英訳するとmedal

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2021_0811_本読み

8月11日(水)は、

山崎
1、『数学する人生』岡潔 著、森田真生 編、新潮社、最終講義 懐かしさと喜びの自然学 172〜180ページ 四 数学と人生 


週刊朝日、アサヒグラフ掲載の文。そういうところからも引く手数多だったのだろうか、と思いました。「世間と交渉を持たない」は昭和37年、「勝手気まま食」は昭和61年。「三 情緒とは何か」とは打って変わって、難解なところがない、わかりやすい

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2021_0807_本読み

8月7日(土)は、

山崎
1、『数学する人生』岡潔 著、森田真生 編、新潮社、最終講義 懐かしさと喜びの自然学 165〜172ページ 三 情緒とは何か いのち


これはスミレという花だ、という知的な見方。
紫色をしている、という感覚的な見方。
以上は理性で世界を見る見方。
触って「確かにある」というのが実在を感じる見方。
それ以外に、スミレっていいなあ、と感じる見方が岡さん曰くの「情緒」

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