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ライト官能レーベル(蜜恋 e-books)を立ち上げました

 こう見えても私はラノベも書いており、官能小説もライトなエロをいくつか書いています。しかしながら、シリアス・ハードな作風が中心である貴島璃世のペンネームでそれらを出版すると、読者の混乱を招く(なんだこれ、作風変わったの? もう読むのやめよっかな)恐れがあるので、KDPで出版するのを躊躇していました。

 こういう経験はありませんか?
 お気に入りの作家が急に作風が変わった。それまではシリアスかつリリカルなヒューマンドラマを描いていたのに、新作は軽いノリのラブコメディだった、とか。

 その作家の新しい作風に読者がついてきてくれたらよいですけれど、見限られてしまう可能性も高い。

 どうしよう? と考えていたある日、ふと、

 そっか、ペンネームを分ければいいんだ。

 そう思い立ち、さっそく実行に移しました。

レーベル【蜜恋e-books】
ペンネーム【霧山純生(きりやますみお)】
ジャンル 【ライト官能小説】

今回の販促のためのポイント
・まったく違う作風の小説を出版する場合はペンネームを分ける。KDPは多数のペンネームを作れる。私は6つあります。

 ペンネームは愛欲ハーレムシリーズの霧山先生から拝借、すでに下記の3つの作品をKindleで販売中です。表紙の作風も変えています。

ボクっ娘は雨に濡れて拾われる (蜜恋 e-books)

大雨の中を倒れていた若い男。
俺はそいつを助け起こして家に連れて帰った。
スミカと名乗ったそいつは……



・狩野征也(かのうゆきや)
34歳
小説家
大きな古い家に気ままな一人暮らし。
変わり者の伯父から留守を預かっている。
・純夏(すみか)
大雨の中で倒れているのを征也が拾ってきた。



 はだけたシャツの隙間から白い肌がのぞいた。シャツの下に突っ込んだ彼の手が、今度は直に、スミカの胸の膨らみを捕まえた。

「ごめんなさい……う、あっ……」

 小ぶりな双丘を鷲掴みに、容赦なく揉みしだく。

「あっ、う」
「おまえ。貧乳だな」
「そんなっ、ひどい、あっ、あ」
「なんで抵抗しない」
「だって」
「俺にこんなことされてんのによ。拒否しろよ」
「あっ……」

 征也の右手が、よじり合わせているスミカの太ももの付け根に滑り込んだ。

「なんだおまえ。アソコがユルユルだな。もう濡れてるじゃねえか」
「ごめん….なさい……う……あっ……」

 濡れた花弁を乱暴に撫で回す。ぬめりがどんどん増してくるのがわかる。

「おまえの"ごめんなさい"には心がこもっていない。舐めてんのかよ」
「ごめんなさい……ああぁっ」

 ズブっと突き入れられた彼の指がスミカの中をかき混ぜる。

「いやっ、あっ、あ、ん」
「何が"いや"だよ。簡単に靡きやがってよ」
「ごめん……ああっ」

 奥まで突っ込まれた指でグチャグチャに掻き回され、派手な水音が迸る。華奢な肢体に震えが走った。

(小説より)

Guns ドMな♡マリアは今日も激しく責められたい。: 1st マリア登場! (蜜恋 e-books)

その女の名はマリア・S・ローランド。
長い黒髪。白い肌。
すらっとした手脚にくびれたウエスト。
男の欲望をかきたてるグラマラスな豊かな胸と腰回り。
深いヴァイオレットの瞳に見つめられたら、あなたはもう逃げられない…….

マリアはGuns(賞金稼ぎ)。
出逢った男たちは皆マリアの虜となって抱かずにはいられない。
だがそのセクシーなからだには危険な罠が……。



登場人物

マリア・S・ローランド(ミドルネームのSはSuccubusのS)
19歳
ドM
ツンデレ
超美人
イケメン大好き
人間とサキュバスとのハーフ

Boy(ボーイ)
美形アンデッド(ヴァンパイア)だが勃たない。
マリアの助手だが特に何もしない。
名前不明(Boyはマリアが勝手につけた)
記憶が無い。
20歳?
動けなくなっているところをイケメン好きのマリアに拾われた。
マリアの血はこの世で一番美味だと確信している。



目次

酒場でエッチ!
 もっといじめて
 もっと激しくして
 めちゃくちゃにして

憧れの先輩は淫魔な女だった。: 彼女に食べられたぼく。 (蜜恋 e-books)

「いけない子ね…私に欲情しちゃったの?」

耳もとでささやく甘い声と濡れた大きな瞳が僕を呪縛する。



・山田勇人(やまだゆうと)
主人公
H大学経済学部2年生
奥手な男子
先輩の岬香澄に憧れている
・岬香澄(みさきかすみ)
同文学部3年生
山田勇人が所属するサークルの先輩
秘密めいた美人
・荻野
同経済学部3年生



目次
憧れの女
彼女のみだらな手
彼女のみだらな声
もう逃げられない
ぜんぶ飲みなさい

 固く勃った股間のモノがジーンズの上からキュッと掴まれた。甘い香りのする髪が僕の耳をくすぐる。
「いけない子ね。山田くん、私に欲情しちゃったの?」
 とろけそうなほど甘いささやき。熱い吐息がさらにもっと甘ったるくささやきかけてくる。
「私を欲しいって思っているでしょう」
 ジーンズの上から撫でられて、ますますそこが固く勃っていく。カウンターに隠れて他の客には見えない。それをわかっているらしい彼女は大胆に手を動かし始めた。
「こんなに固くなってる。いやらしい子……」
 甘い声にジーンと痺れて動けなくなった。その間も柔らかく股間を刺激されてビクッと痙攣してしまう。
「あっ、先輩、ダメです……そんなに触ったら……」
「触ったら何なの?言ってごらんなさい」
「ああ……ダメ」
「私をオカズにして毎日ここを触ってるんじゃないの」
「それは……」
「山田くんはいつも私をそういう目で見てるわ」
 ジーンズのジッパーがゆっくり降ろされる。僕はイタズラしている香澄さんの手を握った。

(小説より)

⭐️課題
 ペンネームを分けると作風を分けることができますが、どうすれば新しいペンネームの作品への読者を獲得するか、という課題が生まれます。その辺の対策はまた別の機会に。

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