やりがいとかにフォーカスしない

#はたらくってなんだろう  っていうお題で募集されているときに
書こうと思ってたんだけど、気付いたら締め切りが過ぎてて。でも書きたいテーマだから書くことにします。(締め切りが過ぎてたのは1週間後くらいに気付きました)

時間の勘違いが最近多いんだよなぁ。今日は好きな俳優の舞台挨拶がある映画のチケットの販売開始が11時~だと思ってたら10時~で、当然もう完売してたし。こないだはピラティスの開始時間を間違えて30分早くスタジオに行っちゃうし。


さて、はたらくことについて。
ここ1-2年くらいで顕著に思うようになったのは、私は仕事とかはたらくことに、やりがいとか実現したいことを見出すのがちょっと苦手、というか、そういう考え方は、自分にとってしんどいっていうことです。
年度の目標設定とかで「やりたいこととか、この会社で実現したいことないの?」って聞かれるけど正直あまり思い浮かばない。強いて言うなら必要なこと・必要とされることをやりたい。
・・・なんて消極的なんだ、、マネージャー泣かせだなぁ。私は部下にこんなこと言われた日にゃ頭抱えてしまうよ。。でも決めた目標には積極的に取り組んでよい評価をもらっています(謎の言い訳)。


はたらくことは、wantよりneedで、生きるために必要だからはたらいてるという感覚。
生きていくにはお金がかかるわけで、それを得る手段としての労働。必要なことって、やりがいがあろうがなかろうがやらなきゃいけないことで、やりがいがなかったら働かなくていいのかって、そういうわけにはいかないわけで。だからそういう次元で考えるとしんどいなぁって。
寝る、食べる、とかと同列くらいの、日常の当たり前の活動として、無意識に置いておく方が、考え方としては楽だなぁって思い至りました。

こういう話になると、極論お金が得られればどんな仕事でもいいのか?っていう考えがあると思うんだけど、そうは思わない。
衣食住が揃っていれば何でもいいってわけじゃない。自分の好みの服を着たり、好きなものを食べたり、好きな場所に住んだりするわけで、仕事も同じ感じ。必要で、でも、その上で好みのもの・自分にとって心地がいいものを選びたい。

この”好み”とか”心地いい”が、人によって様々な条件になるんだろうね。それこそ好きなことを仕事にしたり、仕事にやりがいを見出したり、自由な社風を好んだり、給与や待遇で選んだり、何かを自分好みにしたい人は自ら事業を起こしたりするのかな。

私は転職したんだけどね、前の会社を辞めた理由は”好み”がなくなったからだなぁって。なくなったわけじゃないか。好きなところより嫌いなところが多くなっちゃったからかな。そんで多くなっちゃった”嫌い”を上回る”好き”を、それ以上見つけられなかった。今思い返すとそんな感じだ。

端的に言っちゃえば、人間関係と仕事内容なんだけど。

私にとっては、この2つが好み=条件だったんだなって、転職活動している最中で思ったんだ。人間関係が多少上手くいかなくても仕事内容が好きだったら続けられただろうし、仕事内容に多少の不満があっても、人間関係が良好で、この人のために・この人たちと働きたいって思えてたら続けられたかもしれない。

でも、どっちも(人間関係はとある上司1人だけだけど)好みじゃなくなって、心地が悪くなったから、私がその会社で働く気持ちを支えるものがなくなっちゃった。

だから、今の会社は、どっちかがなくなっても片方が残るようになればいいなと思って選びました。もちろん入社前は人間関係なんてわかんないから仕事内容で選んでます。人間関係がうまくいかなくなっても、私の気持ちを支えてくれればいいなと思って選んで、結果的には今はどっちも良いです。だからまだ続けています。


すごーく一般的な、普通のことを書いてしまったような気もするけど、私にとっては考えた結果だから大事なことでした。

はたらくことは、必要なことで、好みで選んでいい。変に、はたらくことだけにクローズアップしないで、食べる・寝る みたいな日常と同列くらいの扱いがちょうどいい。それぞれに楽しみや喜びがあるように、はたらくことにも楽しみや喜びがあって、それが好きだと思えたらそれでいい。


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