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【こんな映画でした】517.[抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-]

2020年 9月 4日 (金曜) [抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-](1956年 UN CONDAMNE A MORT S'EST ECHAPPE OU LE VENT SOUFFLE OU IL VEUT A MAN ESCAPED フランス 100分)

 ロベール・ブレッソン監督作品。初めて。主役のフランソワ・ルテリエは素人というか学生だったらしい。撮影当時27歳とか。特色のある顔をしている。

 脱獄ものはいろいろとある。まずスティーブ・マックイーンの[パピヨン]・[大脱走]がそうだし、シアーシャ・ローナンの[ウェイバック -脱出6500km-]が思い出される。今年観たものでは[第十七捕虜収容所]もそうだ。

 日本では網走刑務所を脱獄した人のことが吉村昭の『破獄』に描かれている。これはテレビドラマで、緒形拳がやっている。

 ドイツ占領下のフランスはリヨンでの話。フォンテーヌ中尉(仮名)が捕まり、死刑寸前に脱獄に成功したという事実に基づくものだそうだ。

 モノクロで緊張感のみなぎった映画であった。ある種ドキュメンタリー映画のような感じでもある。

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