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ぬか漬け日記のようなもの

今年はするつもり無かったのに、結局、5月の下旬から始めてます。ぬか漬け。

トップの絵は2週間くらい前に描いた気がします。お皿に盛り付けたきゅうりのぬか漬けが、色がそれらしくてニヤニヤしております。ぬか漬けされてる方、気付いてくれるかなぁ。
ちなみに、ぬか床の中のきゅうりは、今から漬けるよっていう段階です。

* * *

何年か前に、生ぬかを買って一からぬか床を作ったこともありますが、あれこれ調べて頭でっかちに始めたわりには、思うような味にならず、結局挫折しました。

仕事も忙しくて、残業が多かったことも要因です。暑いし疲れてぐったりだし、そんな中でぬか床をかまう余力がありませんでした。

そんなわけで、ぬか漬けは大好きだけど、自分でするのは向いてない。もうしない・・・と思っていたのです。

しかし去年、おうち時間が一気に増えたことで、やっぱり自分で漬けたくなりました。

ただし、もう生ぬかから作ることはやめて、出来合いのぬか床を買ってすることに。それで正解でした。夏~秋の終わりまで、好きなものを漬けては、十分に堪能することができました。

でも、やっぱり思ったことは、私、ぬか床の管理はあまり向いてない気がする・・・ということ。

おいしいから続けられるという人もいれば、おいしくても、それとこれとは話が違うという人もいると思うんです・・・。
私、きっと後者なんだろうと思い、当分はもういいかなと、また思ったのでした。
(ぬか漬けは大好きですが、ぬか床の管理は向いてないなと思ってます。)

ところが。

今年、noteに来たことで、また気持ちが変わります。
ぬか床愛について語られているのを読ませていただいていると、う~ん、やっぱり今年もしようかなぁ・・・と。

悩むということは、したいということだろうと考え、結局5月下旬から始めたというわけです。

今年も、出だしは出来合いのぬか床を買ってきましたが、その後は調べ過ぎることをやめ、大らかに自分なりの感覚で管理してみてるところです。

それが功を奏してか、今のところイイ感じです。

最初はあまり好みの味じゃなかったけど(メーカー名は控えます)、ある時「これぞ求めていた味!」のきゅうりのぬか漬けができて、感動で泣きそうになりました。

いつも安定した同じ味で漬け続けられるわけではないので、偶発的な要素もあるかもしれませんが、それにしても今年は、今のところ良いです。

割と王道のぬか漬けが好きなので、きゅうり、なす、人参をよく漬けますが、個人的におすすめはコレです。↓

小松菜です。
葉ものなので、塩もみして水分絞ってから漬けます。
葉っぱや茎の間にも、ぬかを挟むようにします。(おおまかにで大丈夫です。)

野沢菜みたいともいえますが、小松菜の独特な味わいもあって美味しいんですよ~。刻んであったかいご飯に混ぜて、おにぎりにすると最高です。

* * *

ところで、ぬか床の管理が苦手な理由は、水分の処理が下手なこと。
陶器のぬか床容器を使っていて、付属の水抜き器がついているのですが、それでは水分が取れたためしがありません・・・。別の水抜き器を買ってみようかと調べたら、なかなかいいお値段なので気乗りがしません。

そこで、今年初めて、高野豆腐を漬けてみたところ、水分には効果てきめんでした!

が、その高野豆腐のぬか漬けは・・・どうにも食べにくいのです。味ではなく、触感の問題です。

十分におだしを含ませられるよう煮ても、全然ふっくらしませんでした。ぬか床の塩分でギューっと固くしまった感じでしょうか。水分を含んでくれなかったのです。
仕方がないので、そぼろにしましたが、細かくしたとしても触感の悪さは感じました。頑張って食べきったけど、もう次はナイです・・・。

おいしいという話も見かけるので、ぬか床の状態によるのでしょうか・・・やっぱり、私はぬか床の管理が向いてないのかな。

せっかくいい案だと思ったけど、高野豆腐については、少なくとも私は失敗でした。水分を取ることは完璧でも、食べ物なので、食べないという選択肢はありえないから・・・。
残念だなぁ。あぁ、また何か考えよう。





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