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酷暑の花の愉しみ
一体いつまで続くのだろう。
30℃少し超くらいならそんなに暑くないと感じる位、今年は極めて暑い夏。そして暑さよりも湿度。鉢植えにキノコまで生えていた。
少しだけ陽が短く傾いてきたことことが一途の望み。
本当に早くやり過ごしたいもの。
本日はそんな酷暑の今年、植物たちとどう暮らしているかのご報告。
まず、バルコニーは、例年通り7月半ばから遮光カーテンを取り付けた。
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お陰で、日陰を好む植物とエケベリアたちはなんとか被害を免れた。
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その他の丈夫そうな多肉植物は、スパルタ方式でそのまま雨も直射日光も当たる日向へ。とはいえ、バルコニーは東向きで、午前中しか当たらないのでなんとか大丈夫だったんだと思う。
水やりは、蚊に刺されながら夕方にしている。
子持ち蓮華は少々ジュレも発生したが概ね元気。
ルビーネックレスは、葡萄のようなパンパンな房になって、更にグリーンに変化した。
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こんな酷暑だから、勢いの良いのは緑の葉っぱだけで花はポツポツと寂しい。
花をつけているのは、時計草とブーゲンビレアぐらいだ。
ブーゲンビレアは、6月に買って花を楽しんだ後、大きめの鉢に植え替えたら、新しい枝を沢山伸ばして、二番花も美しく開花。
香りのある時計草には、花の少ない季節、蜂やらなんやらが交互に集まってくる。
流石、南国系の花たち。暑さもへっちゃらなよう。
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室内の方は、エアコンの影響を受けるので、世話なしの乾いても良い植物に。これまで、季節感のない輸入物のドライになる切り花を飾ることなどがなかったが、今年は流石に諦めた。まあ、南伊豆になどにいけば、今の時期バンクシャも地植えで花を咲かせているので季節感がないともいえなくもない。
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庭の柏葉紫陽花がグリーンから暑さで茶色になりそうだったので、慌てて花だけ摘み取りドライにした。只今作業場でカーテンのように下がっている。
今後リースにするか、どうしようかというところ。
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もう何年も前に湘南に転居した時、ストレリチアやハイビスカスが地植えで咲いているのに驚いた。更にそこから温暖化しているので、植物の植生もこれからどんどん変化していくに違いない。
関東も日本らしい繊細な山野草、優しげな草花たちを育てるには厳しすぎる環境になってきているように思う。
そんな花の愉しみが減っているのに一抹の寂しさを覚える。
この温暖化の気候が続くならば、庭づくりの植物選びも今後意識を変えていかねばならないだろう。
クレマチスの弱々しい二番花が台風の前に咲いた。
花がダメになっては可愛そうなので切り花にして飾った。
やっぱり、素敵。
この儚さと繊細さに敵うものはない。
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追記
木を登って毎年やってくるバルコニーのお客様。
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