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半年経過後 夕陽の別荘改装録15〜16

4週連続の西伊豆通いで、流石に今週末はお休みとした。
待っていたかのような久しぶりの雨の土曜日となり、荷物運びで悲鳴を上げている肩や腕を癒すため、今朝は温泉にどっぷり浸かった。

9月から改装を始めて、秋、冬、春と早6ヶ月が過ぎた。
春陽を浴びて、ぽわんと屈託のなく笑う、たんぽぽ。
画像には無いが、二階の和室の窓からは大きな赤い八重の椿の木が華やかに咲いている。
野鳥も活動し始め、鶯もごくごく近いところでいいお声を披露してくれる。

春ですね。

1Fは、ゴミ出しがほぼ終わり、ようやく次の段階のことが考えられるようになってきた。
ゴミが一掃され、剥き出しになってきた床や壁。これからどう手入れしようか、思案中だ。
これまで沢山ゴミを出してうんざりしていて、『余計なものは置かない』ようにと、道具はできるだけ使うときだけ持ってゆき、持ち帰るようにしているものの、定常的に使うものは少しずつ増え始めている。
makitaは、なくてはならない相棒。

だいぶ片付いた1F

そして、2Fの作業に取り掛かる。
行くたびに全窓を開け放っているが、どうしてもカビ臭さが取れない。
その原因は、『布』類にあると思うので6月の梅雨前には、布類を徹底排除したかった。
2Fのカーペット除去とベッドの解体。

2Fの作業中

カーペットは、容易に剥がせた。
しかし、昔のベッドやマットレスは手強い。
木枠、スプリング、綿と異素材が重なっている。
とりあえず、車に載るサイズに裁断する。
モウモウと埃が舞い飛び、鉄線をカットする際には、makitaが火花をあげた。

昔のベッドの解体は手強い

こんなに埃とゴミに塗れて辛いのに、なぜか取り憑かれるように半年間せっせと通った。
それもこれも仲間との作業だったから。
久しぶりに全員が揃った日。
テラスでいただくラーメンは、美味しい。

テラスでランチ

珈琲の器具も消費量もすごく増えた。
今回のblue bottle coffee の『out door 』ブレンドはその名の通り、野外で愉しむのにピッタリの味だった。

coffee time

さて、昨年の3月に下田の友人宅の帰りに西伊豆へ寄り、あまりに美しい夕焼けに感動した。その時はまさか今年こんなことになっていることとは全く予想もつかず。
人生とは誠に予測不能。

半世紀以上も生きていると、経験値が増える分、感動や驚きも減ってくる。
ロボットやAIなど科学も進歩して予測できることも多くなり、その分それらに振り回されているようにも思える現代社会。

だからこそ私たちは、これまで出会ったことのない、自然の風や空気、光を探し求めているんだろうと思う。


本日の海景は、富士山と定期船。

写真の左側で写っていないが、この時期『南アルプスの山々の雪』も見えることを知る。

富士山と定期船

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