アウトプットの重要性

じっくり読む感じじゃなくて、ざっくり読めるような本ですが。あとは

も参考にしていただけるといいですね。

アウトプットって?

 アウトプット=出力です。インプット=入力と対を成す概念です。自分の知識や思考などを外部に出すことを指します。

学校とかの勉強のイメージってインプットに偏ってない?

 ところで勉強って聞くとどんなものを思いつきますか?先生の話や講義を聞く?本を読む?いろんなものを吸収する?

 上記イメージは全部インプットのイメージですね。でも勉強の素朴イメージってこんなんじゃないですか?インプットインプット。

でもアウトプットって超重要

 でも、脳は出力依存型って指摘もあるんですよね。インプットして覚えようとしてもなかなか覚えられない。出力(=アウトプット)することで記憶に定着する、っていうね。この辺は、

に載ってたりします。まぁインプットていう行為は記憶の定着とかには心許ないんですね。あと、アウトプット(というより思い出すこと)が記憶の定着に役立つ話は


にも紹介されていたりしますね。書きながら思い出したけど、「テスト効果」なんて言葉もあります。これも思い出す活動した方が長期記憶の定着に役立つよーってお話。覚えようと思ってうんうん唸っているよりは、思い出して外に出しちゃうほうがいいんですよねー。

 そもそも、脳のワーキングメモリにはそんなにたくさんの情報を置いておけないんですよね。すべてを脳内で処理しようとしていたら、すぐにワーキングメモリがパンクしちゃう。それだったら、メモなんかの形でアウトプットして、一旦ワーキングメモリの外に保存してやれば、脳にかかる負荷(認知負荷)も減らせるし、空いた分を使ってまたワーキングメモリを活用できるしで良いことがたくさんあるよね。

 また、アウトプットしてみると自分の理解度の不確かさに気づくんですよね。分かっていると思っていることでも説明しようと思うとうまくいかない。これって多分、頭の中で不都合な部分はすっ飛ばして論理を繋げて分かったつもりになっているんでしょうね。話していると、あれ、なんでこうなるんだ?って理解できていないところに気づくことができる。矛盾したこと言っているなーって自分で気づくこともできる。そうやって自分の知識をメンテナンスできるのもアウトプットの強みですね。

 筆記開示って言うものもありまして、これは自分のトラウマ的なものを書き出し続けることによって、短期には気分が落ち込んじゃうんですが長期にはそのトラウマを克服できるというカウンセリング効果が期待されているものなんです。書き出すに限らず、アウトプットには心を楽にする効果があるようにも思います。なにか気分が落ち込んだとき、嫌なことや辛いことを書き出してみることがあるんですが、「あれ?こんだけだっけ?」と拍子抜けすることもあります。こんな具合で、心のメンテナンスにも使えるかもしれないのがアウトプットですね。

 そんなわけでアウトプット、ぜひ心がけていきましょう!noteはアウトプットのツールとして優秀ですよ!

 

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