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こんな復縁ドラマもある。アメリカ人シニア夫婦のノマドライフが面白い♡



こんにちは、セレナです。

このNoteでは、アメリカで自由に生きてる
シニアの知人たちの話なども、ときどき紹介しています。
今日もまた、そんな話。

ちょっと長くなりますが、ぜひ、おつきあいくださいね。


夫の幼馴染のD氏のこと

カリフォルニア州に住んでる、夫の幼馴染の男性D氏が、
昨晩、夫に電話をかけてきたんです。

「キャンピングカーでアメリカ周遊してるんだけど、
今はフロリダに来ていて、近くに滞在してるから会えない??」
とのことで、

夫や私の友達には、こうした自由人が多いので
もはや驚きもせず、さっき、会ってきました。

私がD氏にはじめて会ったのは去年の夏。

D氏は63歳のアメリカ人男性で、
最初の奥さんとは死別し、再婚して、また離婚して、
その後すぐに出会った新しい恋人とカリフォルニアで同棲をしていました。

去年、その恋人が親からの遺産でフロリダ州にある家を相続したので、
D氏と彼女はフロリダに移住して、そこで同棲生活を始めていたんです。

D氏はこの土地で新しく仕事探しをしていたものの、年齢的なことや、マーケットが違うこともあり、仕事が全然見つからない。

彼女の家も、繁華街から遠くて私生活も退屈らしく、そんなときに、連絡があったので私と夫の彼ら2人で落ち合って食事をしたんですが、なんだか暗い顔をしていたのがすごく印象的でした。

夫からしてみれば、数年に1回しか会えない親友が、ここからさほど遠くない場所に突然、移住してきた!ということで嬉しかったみたいだけど、その後、すごい惨事が起きたんです。

D氏がとうとう仕事のオファーを貰った矢先に、その経営者がゴルフのプレー中に落雷に遭遇して亡くなってしまい、オファーも消滅。
また、直後に、去年の大型ハリケーンが家の近くを直撃して、エリアが被害を受けてしまったのです。

11月になって、旅行から戻った私たちがD氏に安否の連絡を入れたら、なんとD氏はすでに恋人と別れてフロリダを去り、カリフォルニアに戻っていたとのこと。さすがにびっくり。


人生において、何もかもうまくいかない時期ってありますよね。そんなときは、どちらが悪いということでもなく、恋愛もダメになってしまいがち。色々と辛かったことと思います。。。。


元妻さんが面白すぎた


さて、それから1年の空白を経て、昨日の再会になったのですが、
D氏は、数年前に離婚した元妻のSさんと復縁したとのことで、仲良く一緒にいました。笑

元妻のSさんと私は、すぐに意気投合しておしゃべりに花が咲き、
いろんな話を聞かせてくれたんですが、それがすごく面白かったんです。

元妻のSさんはD氏より年上の69歳の女性。
年齢よりずっと若く見える、おしゃべり好きなアメリカ人女性で、数年前にD氏と結婚して(どちらも再婚)、3年後くらいに離婚しそのままカリフォルニアに暮らしていました。

去年の今頃、親友が不治の病で入院しているのを見舞うために、
テキサス州の町に1週間ほど滞在していた彼女。

コロナ禍に鬱になり、体重も爆増し、D氏との離婚で気分も落ち、親友も不治の病という惨事が続く中で心の傷を負っていたSさんは、テキサスに滞在中、D氏から突然連絡を受け取ったのです。
(こんなときに連絡してくるのは、いつも男の方。。笑)

自分が今、テキサスにいることを伝えると、
電話の向こうのD氏が、
「え!実は僕、フロリダを引き上げてカリフォルニアに戻る途中で、今はテキサスにいて、君のホテルのすぐ近くを走ってるんだけど。。。」
というシンクロ発生。

1時間後には、人生に疲れて傷ついた2人が再会して、その勢いでヨリが戻ってしまったそう。この偶然はすごすぎる。(彼はSNSしてないし、奥さんは彼をブロックしてたので、わりとハードル高い再会)

その後2人は、

これからの残りの人生は、
もっと軽やかに、もっと楽しく、もっと自由に生きたい!
子供や孫は愛しいけれど、そこに幸せを依存するのではなく、
自分の人生を慈しみたい!


と意気投合して、

不安や悲しみにフォーカスするのではなく、
今を大切にする生き方をしよう♡

と決め、共同生活が始まったそうです。

それは、復縁でありながら、再婚という形でもなく、
互いの自由や自立尊重したうえで一緒にいるという、
以前とは違う関係性。


これが映画だったら、ハッピーエンドにもできるし、行き場のないモヤモヤの結末にもなりえる。第3者から見たら、いろんな受け取り方ができますよね。

でも、そのときの2人にとっての最善だったようで、それを受け取れたのは素敵だなと思いました。


それからの生き方が面白い

元妻のSさんからは、すごく波動の高さを感じました。

目の前の人を、通りすがりの人であってもまったくジャッジもせず、
自ら壁を作ることもなく、対人関係においては底抜けの信頼感がある。

だから、たとえ何か気に入らないことを言われたとしても、
傷ついたり、怒ったり、フテたりしないんだろうなぁ。と思うのです。
その自分軸の強さは、2回の離婚から学んで、
自分で創りあげた精神だと言っていましたが、
まさに、源に繋がる自分自身とアラインし続けるという力。

しかも波動が高いだけではなく、強さというものが感じられて、とても刺激を受けました。

彼女とD氏は、これから、自由に楽しく生きるためにキャンピングカーを購入して、アメリカ国内をあちこち周遊することを決定。
だけど狭い車内でずっと過ごしてたら、絶対に喧嘩すると分かってるから、

D氏は自分のRVを購入し,
彼女も自宅を売り払って自分専用のRVを購入し、
まさかの、別行動で一緒にアメリカ周遊中。

それをもう半年間も続けてるそうです。

こんな話、聞いたことない!笑


写真はイメージ。実際にはもっと小ぶりなミニバンでしたが♡

話を聞いてると楽しそうなのですが、誰もが夢みるライフスタイルではないし、年齢的にも金銭面や健康面で今後の不安も色々とあるはず。

孤独になる瞬間とかもないのかな?
家に住むという感覚が恋しくならないのかな?

なんて色々思ってしまうけど、

観光したり、友達や親類に会うのに忙しくて、同じ場所には3日くらいしか滞在していないとのこと。すごい。。アメリカって広大だから、運転ばっかりなんだろうなあ。

そして、もうすぐカリフォルニアに戻って、子供や孫と過ごしたあと、今度は2人でヨーロッパに飛び、年内はずっとバックパックでノマド生活をするそうです。時にはアパートをレンタルして、気ままにぶらりと列車の旅。

若いときには子育てや仕事で旅行なんてできなかったから、
ずっと夢みたヨーロッパ旅行をするの!
とイキイキしてる69歳の彼女のパワーがすごすぎました。

絶対にいろんな不安はあるし、いつも喜びでいるわけがない。
なんだかの困難に遭遇する可能性もあるとも分かってる。
だけど、その不安に飲まれるのではなく、
もっと体験することを選んでいく生き方を選ことにした。
年齢なんて関係ない。

という生き方に、ステキな刺激をもらいました。

今朝は4人でモーニングマーケットに遊びに行く予定だったのですが、
昨晩から信じられない土砂降り続きで、家から一歩も出たくないほど。

するとさきほどD氏から電話があり、

親戚が危篤なので、別の州に行かなくちゃいけないんだけど、
彼女の車が見当たらないんだよ。
電話したら、ハイウエイを走行中なんだって。

とのこと笑

雨に嫌気がさした彼女は、太陽を求めてさっさと出発しちゃったのでした。D氏は雪が降ってる州に行くので、1週間後くらいにまた、どこかで落ち合ってフロリダに戻ってくるのかもしれません♡

一緒の未来を描いているから、
黙って消えても不安にならない。怒らない、騒がない。
自分の自由を楽しむだけ。

これぞ本当のロードムービー。




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