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意思決定で考えること

ビジネスでも日常生活でも、意思決定の判断は不確実性とともに求められる。そんな中で何を優先し想定したリスクにどう備えてどう行動をとるのか。

意思決定には思い切りが問われるが、それでもやはり型やスキル、慣れの領域があるので最適化したい。

1.目的を整理

意思決定の際は、決定後何を得たいのか?目的の定義、再整理が必要。例えば収益と損失のふり幅が大きいものと小さい選択肢を突き付けられたらどちらをとるのか。

それは目的により、損失をできる限り抑えるのなら低リスク、収益を急激に伸ばす必然性があるなら高リスクでも挑むなど。またはその際に受けられる損失が許容可能なものかどうかも考える。

2.現状を整理

意思決定には自らの現在位置の把握も必要。優先度の判断にももちろん必要だが、自分の手持ちの選択肢やリソースを洗い出すことで次の意思決定に向けた情報が増える。

情報が足りないのであれば情報をとる必要があるし、手元に必要そうな情報がある場合は整理するし、時間がないのであれば現時点の材料で意思決定し進むのか戻るのか止めるのかも決断する必要がある。

3.その時点で納得いく決断を

当然、どんな事象にも絶対はない。意思決定に向けた情報の信頼性にもムラがあるしとった行動がもたらす結果は特に人間の心理や市場心理が絡んだ時点でかなり確率に左右される。

例えば必ず上手くいくと思ってリスクへの備えを何もせずに進めた場合と、リスクへの対処を考えたうえで「うまくいかない」と思って進める場合、さらには「うまくいく」と信じたうえでリスクへの対処を行った場合。それぞれ結果が同じでも行動のプロセスやその結果への満足度は大きく変わるはず。

絶対がないのであれば、せめて意思決定だけでも納得のいくところまで考えて決めていきたい。

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