読書 思考の整理学

思考の整理学 再読了。感想を簡単に。

「考えること」を理解していないとクセのある書き出し

これまた何度も読み返している名著。初めて読んだとき正直「なんだこの本は?つまらないな」と感じるほどクセがあった。今読み返すと、昨今の実用書と違い書籍の目的も明記されていなければ、内容もいきなり抽象的なアナロジーから始まる点が特に影響しているかと。

内容:思考の整理方法(思考の目的や成果物には触れていない)

実態はタイトルの通り思考の整理方法について1,2を争うほど具体的に論じている。注意点としては、思考の深め方については語られているが、そもそも思考の目的(なぜ考える?)や成果物(何を導き出せばいい?)についてはほぼ触れられていない。その点に関しては細谷功さんの「具体と抽象」が穴を埋めてくれる。

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読んでの行動:考えるで終わらず試す

「考えるということを考える」機会は忘れがちなので、定期的に読み返したい。また、読書して知識を得る、考えただけで終わり ではなかなか身につかない。仕事やプライベートの中でこの思考術を試してモノにしていきたい。

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