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「要するに」要約の力

本日、たまたま発見した読書の要約サービス「flier」に登録してみました。

2,000円/月でビジネス書の10分くらいで読み放題(+聴ける)の要約サービスです。もちろんこれだけで十分とは思いませんが、「良いとこどり」というのは時間のない現代人にこれからますます大切になるのかなと。

「要するに」要約の力

個人的に仕事でも大事にしてるのが要約の力。複雑なことを頑張って喋ってもなかなか伝わりません。ポイントをまとめて、結論を伝えつつ主張は多くても3つのポイントで伝える。コミュニケーションにおいて伝わらないのは伝える側の力不足(諸説あり)と思って話したいと思っています(わかりづらいnoteで説得力無いですね...笑)。

そんな中、複雑かつ散らばった情報を集約して要約して相手に伝える。いわゆる抽象化のプロセスですがこれって人間にしかない能力≒人間の最大の強みともいわれています。

本の要約の活用

そんな中出会ったのが本の要約。そのまま読んだら5時間とかかかりそうな本でも10分程度のサマリで結論とポイントを読み取れます。結構文書としても面白く、今日1日で12冊分の要約を読んでしまいました。ソースが書籍ってだけでネットのニュースより情報源が信頼できる気がしました。

初日ですが通常の本を読むのと比べたメリデメを整理してみました。総論、通常の書籍と組み合わせで使うのは超有効になりそうです。

【メリット】

 ①決断が早くなる:1冊5時間 となると本選びは慎重になってしまいますが、10分であればダメ元でもトライできます。つまり、悩む時間が無いためすぐに読書モードに入れます。

 ②アウトプットサイクルが早い:読んだあと、本の学びを投稿できる仕組みになっています。自分は読みながらもノートとるタイプですが、読み切るのが早いためより高い頻度で感想を書ける=アウトプットの割合が増えるのもポイントです。

【デメリット】

 ①事例が薄い:これは仕方ないですね。洋書のように延々と事例が続くのも疲れてしまいますが、ケースが少ないので要約だけでは定着しづらいかも。

 ②深堀づらい:①とも関係しますが、向き合う時間と情報量(Input)が少ないため深堀する材料が手元に足りない感はあります。(あくまで初期の手元情報ですから、時間使えば思考は広げられます)

要約を転用した別のサービスを考えてみる

世のトレンドに詳しいわけではないですが、これから時間のない現代人、要約サービス、いわゆる「良いとこどり」のエッセンスを持ったサービスはどんどん出てくるでしょうね。Youtubeのゲーム実況動画とかその最たるものです。そのうちテレビゲームも、1本50時間じゃ長すぎる!ということで要約サービスとかでたら面白いかも。

カーシェアやサブスクリプションサービスなども発想は近いですが、ミニマライズされた体験を好きに組み合わせて使いこなす。このコントロール感を演出できると生活が楽しくなりそうです。

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