気流舎コレクティブ

気流舎は下北沢の古本屋&カフェ・バー/共同運営 /カウンターカルチャーなど/Count…

気流舎コレクティブ

気流舎は下北沢の古本屋&カフェ・バー/共同運営 /カウンターカルチャーなど/Counter Culture Book Shop & Cafe in Shimokitazawa, Tokyo. noteは複数のコレクティブメンバーによる投稿で運営します

マガジン

最近の記事

シネマセラピーVol.7 『WALK UP』(ホン・サンス監督)&2024年上半期映画

 毎月末に話題の映画について、ゆるりとおしゃべりする映画の会「シネマセラピー」。今月の映画は、韓国の名匠ホン・サンス監督『WALK UP』です。後半は、2024年上半期公開の映画を振り返りたいと思います。『WALK UP』を鑑賞できていない方も気軽にご参加ください。 日 時:2024年7月31日(水) 19:30~21:30(23時閉店) 場 所:気流舎(下北沢) 参加費:無料 ドリンクのオーダーをお願いします 店 番:ハーポ部長 シネマセラピー2024上半期課題映画 1

    • [新月手帖]-Zine即売会-

      8/4の新月の日に、1日限定でZineの即売会を行います。製作者のお二方が大分から来店し、Zineの使い方を説明いたします。 場所:気流舎店舗内 日時:8/4 Sun 14:00-22:00 店番:Junji [新月手帖] 新月手帖とは 月のサイクルを使って、ねがいが叶う、なりたい自分になれる手帖。 新月や満月のタイミングを知ることで、新しいことにチャレンジしやすくなり、軽やかな生活を送るサポートになります。 イメージを実現化する手帖は、気持ちよく書くために書き心地

      • 同人誌『流生』刊行記念イベント

        お互いに気流舎で出会ったという納谷さんと永田さんが始めた試み、同人誌『流生』と流生舎について、お話を伺う夜会を設けたいと思います。 「マタギから学ぶことを通して「生きるとはどういうことか」に迫る同人誌『流生』の販売交流会を行います。 流生は、納谷翼と永田悠人が気流舎で出会った縁から始まりました。 納谷が『気流の鳴る音 - 交響するコミューン』を読みながらネイティブアメリカンの町サンタフェを旅していたとき、マタギも生や死、自然に向き合っていることに気づきました。そのことか

        • 下北沢コミューン研究部Vol.2 読書会編「先住民文化に学ぶ儀式と闘争の回路」

           下北沢コミューン研究部は、現代的なコミューンの可能性を再開発が完成しつつある下北沢で考える部活動です。  前回、昨今の北米アナキストたちのコミューン運動についての報告会を行いました。今回は、読書会形式でアントナン・アルトーの体験を通して北米先住民の共同体のあり方から学びます。テキストは、高祖岩三郎「先住民のペヨーテ/アルトーのペヨーテ」(鈴木創士編『アルトー横断 不可能な身体』)。テキストを参加者全員で輪読し、適時立ち止まり考えつつ、共同読書していきます。  アルトーとタ

        シネマセラピーVol.7 『WALK UP』(ホン・サンス監督)&2024年上半期映画

        マガジン

        • 『気流の鳴る音』オンライン読書会
          9本
        • 気流舎Podcast
          6本

        記事

          没後15年 平岡正明はこう読め!

           革命と犯罪、ジャズから歌謡まで、縦横無尽に論じた稀有な思想家、平岡正明。 没後15年の命日に、平岡正明の著作について語り合う会を開催します。  ゲストに、著書120冊を超える著作からセレクトし、ほぼ時系列に配した『平岡正明著作集』(月曜社)を編集された向井徹・阿部晴政 両氏をお迎えし、平岡正明の魅力とその革命性、今日性について語っていただきます。  犯罪者同盟、ジャズ宣言、汎アジア窮民革命、官能武装論…… これまで平岡正明を散々読んできた方も、これから出会う方も、どなた

          没後15年 平岡正明はこう読め!

          レコード&トーク Vol.2 『キング・タビー──ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男』刊行記念 キング・タビーのダブオロジー編(Deejay 鈴木孝弥)

           現在、世界中に浸透しているあらゆる音楽ジャンルの直接的な祖先ともいえる「ダブ」。その発明者であり、ポピュラー音楽の大革命家でありながらも今まで秘密のヴェールに包まれてきたキング・タビー(オズボーン・ラドック)の本がついに刊行されました。日本語で丸ごと一冊キング・タビーのことが読めるなんて、これは事件です(貴重な写真も多数)! ということで、訳者の鈴木孝弥さんをお迎えし、『キング・タビー──ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男』(著者ティボー・エレンガルト)の刊行記念

          レコード&トーク Vol.2 『キング・タビー──ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男』刊行記念 キング・タビーのダブオロジー編(Deejay 鈴木孝弥)

          シネマセラピーVol.6 『関心領域』(ジョナサン・グレイザー監督)

           毎月末に話題の映画について、ゆるりとおしゃべりする映画の会「シネマセラピー」。1月『パーフェクトデイズ』、2月『哀れなる者たち』、3月 『デューン 砂の惑星PART2』、4月『オッペンハイマー』、5月『悪は存在しない』と回を重ねて来ました。  映画を一人で鑑賞したけど、もやもやしている。誰かと語りたい。映画を通じて自分の抱える問題や社会の問題について誰かと共有したい。そんなセラピューティックな映画好きのコミュニティを目指します。 日 時:2024年6月26日(水) 19:

          シネマセラピーVol.6 『関心領域』(ジョナサン・グレイザー監督)

          レコード&トーク Vol.1 西アフリカ・ヴィンテージレコード編 大槻洋治(DJ Youzy)

           時は1960年代〜1970年代。1960年の「アフリカの年」を皮切りにアフリカ諸国が独立を果たし、モダンな文化が花開いた西アフリカ音楽。 アフロファンク、アフロラテン、ハイライフ、アフロビートなど当時の西アフリカの魅力が詰まったレコードをかけてトークします。 第一部は西アフリカの西部であるマンディング音楽、第二部は東部のガーナ〜ナイジェリア音楽中心の2部構成です。 2015年に西アフリカを横断した時にDIGしたレコードなど、入手の難しい貴重なオリジナル盤も多数かけます。

          レコード&トーク Vol.1 西アフリカ・ヴィンテージレコード編 大槻洋治(DJ Youzy)

          シネマセラピーVol.5 『悪は存在しない』(濱口竜介監督)

           毎月末に話題の映画について、ゆるりとおしゃべりする映画の会「シネマセラピー」。1月『パーフェクトデイズ』、2月『哀れなる者たち』、3月 『デューン 砂の惑星PART2』、4月『オッペンハイマー』と回を重ねて来ました。  今月からは心機一転、ファシリテーター(セラピスト?)制を導入して新たな体制になります。映画を一人で鑑賞したけど、もやもやしている。誰かと語りたい。映画を通じて自分の抱える問題や社会の問題について誰かと共有したい。そんなセラピューティックな映画好きのコミュニテ

          シネマセラピーVol.5 『悪は存在しない』(濱口竜介監督)

          シネマセラピーVol.4 『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督)

           毎月末に話題の映画について、ゆるりとおしゃべりする映画の会「シネマセラピー」。1月『パーフェクトデイズ』、2月『哀れなる者たち』、3月 『デューン 砂の惑星PART2』に続き、今月は『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督)です。  シネマセラピーは、いわゆるシネフィル(インテリ映画通)的な映画批評を目指す会ではありません。映画を一人で鑑賞したけど、もやもやしている。誰かと語りたい。映画を通じて自分の抱える問題や社会の問題について誰かと共有したい。そんなセラピュー

          シネマセラピーVol.4 『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督)

          死んだらどうなる?! 長澤靖浩トーク

          『十三分間、死んで戻ってきました』の著者、長澤靖浩さんのトークイベントです。突然の心室細動で倒れて13分間心臓停止し、その後奇跡の復活を遂げた著者のめくるめく臨死体験と、その後後遺症で車椅子生活を送る中で得た死生観を語ります。著作を読んでいる方も読んでない方も、どなたも気軽にご参加ください。本はイベント時に購入できます。 日時:2024年4月19日(金)20:00~22:00(19:00オープン) 場所:気流舎(下北沢) 会費:入場無料、投げ銭制 ※ドリンクオーダーお願いし

          死んだらどうなる?! 長澤靖浩トーク

          シネマセラピーVol.3 『デューン 砂の惑星PART2』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)

           毎月末に話題の映画について、ゆるりとおしゃべりする映画の会「シネマセラピー」。1月『パーフェクトデイズ』、2月『哀れなる者たち』に続き、今月は 『デューン 砂の惑星PART2』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)です。歴史に名を刻む超絶スペクタクル話題作です。ぜひ、IMAXシアターで!  シネマセラピーは、いわゆるシネフィル(インテリ映画通)的な映画批評を目指す会ではありません。映画を一人で鑑賞したけど、もやもやしているシーンについて誰かと語りたい、映画を通じて、自分の抱える問題

          シネマセラピーVol.3 『デューン 砂の惑星PART2』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)

          『パンクの系譜学』 (川上幸之介) 刊行記念トーク

           パンクの抵抗の系譜を辿りつつ、正史の陰に隠れた歴史に光をあてる画期的な初単著『パンクの系譜学』刊行を記念し、著者の川上幸之介さんをお招きしてお話を伺います。聞き役は美術批評家の菅原伸也さん。日曜昼間からパンクトークに花を咲かせましょう! 日時:2024年3月31日(日)14:00~16:00(13時オープン、16時以降は別会場で交流会) 会場:気流舎(下北沢) 会費:入場無料、投げ銭制  ドリンクオーダーお願いします 出演:川上幸之介(倉敷芸術科学大学准教授)、菅原伸也(

          『パンクの系譜学』 (川上幸之介) 刊行記念トーク

          タイの田舎で地球を考える −イサーン自給自足共同体レポート−

           以前にも気流舎で『気流の鳴る音』を読んで過ごしたフランスの共同体レポートをしていただいた、元カフェ・ラバンデリアメンバー根岸恵子さんに今回はタイ、イサーン地方の共同体のお話をお伺いします。 日時:2024年3月7日(木) 19:00~21:00 会場:気流舎(下北沢) 会費:入場無料、投げ銭制  ドリンクオーダーお願いします 店番:ハーポ部長 報告:根岸恵子  「この国に農家は必要ない」と考える農水省は、新自由主義によるグローバリゼーションを背景に国内の高価な野菜より廉

          タイの田舎で地球を考える −イサーン自給自足共同体レポート−

          映画茶話会✖️セイファースペース シネマセラピーVol.2 『哀れなるものたち(POOR THINGS)』

           毎月末に話題の映画について、ゆるりとおしゃべりする映画の会「シネマセラピー」。今月の映画は、ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演(兼プロデューサー)『哀れなるものたち』。昨年のベネチア映画祭で金獅子賞を受賞、本年のアカデミー賞にも11部門ノミネートする超話題作です。  シネマセラピーは、いわゆるシネフィル(インテリ映画通)的な批評を目指す会ではありません。映画を一人で鑑賞したけど、もやもやしているシーンについて誰かと語りたい、映画を通じて、自分の抱える問題や社会の

          映画茶話会✖️セイファースペース シネマセラピーVol.2 『哀れなるものたち(POOR THINGS)』

          映画茶話会✖️セイファースペース シネマセラピーVol.1 『Perfect Days』

           毎月末に話題の映画について、ゆるりとおしゃべりする映画の会を始めます。今月の映画は、名匠ヴィム・ヴェンダースが「THE TOKYO TOILET プロジェクト」で世界的な建築家やクリエイターによって改修された東京・渋谷の公共トイレを舞台に描く人間ドラマ「Perfect Days」。主演の役所広司がカンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞したり、作品が米アカデミー賞の国際長編映画賞候補にノミネートされたり、大変話題の映画です。  シネマセラピーは、いわゆるシネフィル(インテリ映画通

          映画茶話会✖️セイファースペース シネマセラピーVol.1 『Perfect Days』