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着物って自由だ!

こんにちは♪
KIRU×kiRuです。
今回は私が「ふだん着物」を着るようになったきっかけを書こうと思います。
そのために、まずは子供の頃の話からはじめましょう。

着物をよく着ていた幼少期

子供の頃、学校の友達より着物を着る機会は多かったと思います。
日舞のようなものを習っていたので、稽古や舞台本番はもちろん着物。
盆踊りの時には浴衣を着て、やぐらの上で踊ることもありました。
幼稚園児の頃から『歴女』だったので、着物を着ることは大好き♪
いつも祖母と母が着付けをしてくれてました。
苦しかったりした覚えはないです。
ご飯もモリモリ食べてました!
この時の記憶がのちに役に立つことになります。

浴衣しか着ない学生時代

大学進学で家を出たわたし。
ずっと祖母と母に着付けてもらっていたので、
自分で着物を着る事ができません。
せめて浴衣をと思ってネットで着方を調べてみました。
「あれ?なんとなく分かるぞ?!」
そう、何十回、何百回?と着せてもらっているのをじっと見つめてきたわたし。
祖母の手の動き、母が紐を渡す姿が目に焼き付いていたんです。
多少時間はかかりましたが、浴衣を自分で着られるようになりました♪
だけど、この頃の私は着物は【お着物】だと思っていました。
日舞という特別な時に着ていたので、普段着としての着物の経験が無かったんですね。

着ていくような所もないし、、
ちゃんとしてなきゃいけないし、、

「着方が難しい」からではなく、「気持ち的にハードルが高い」ことが、着物を着ない理由でした。
それと、当時の交通手段がほとんど自転車だったことにも原因があります。

着物だと自転車乗れないし、、

自転車に乗れないのは本当に困る。
そんな感じで、着物を着ない理由ができあがっていきました。

着物って自由だ!

約5年前のある日、本屋さんで劇的な出会いをします。
スタジオクゥさんの「召しませキモノ」
作者さんが普段着として着物を着てらっしゃる方。
着物を生活に取り入れ楽しんでいる様子が生き生きと描かれています。
家の中でも着物を着ていたり、着物でゴロゴロしたり、コーデをあれこれ考えたり、新幹線や高速バスに乗って旅行に出かけたり、、

なんか、着物って、、自由!!!
めちゃくちゃ楽しそう!!!

着物を着たい欲求がむくむくと湧いてきました。
でも、「自転車に乗る」エピソードは出てきません。
やっぱり難しいのかなぁ。
一歩踏み出せずにいた頃、1人の友達と再会しました。
この偶然の再会が私の運命を変えることになるのです。

着物でも自転車に乗れる

その友達は普段着として着物を着る子でした。
一歩踏み出せないモヤモヤした気持ちを伝えたところ、意外な返事が!

「わたし、着物で自転車乗るで」

なんですってーーー?!!
どうやって?!

「クリップですそ止めたらええねん。そしたらロングスカートやん」

なるほどー!!!確かにロングスカートだ!
それなら自転車に乗れる!
やっぱり着物って自由だー!!!
そこから私は転がるように着物沼にはまっていくのです。

着物に慣れていたはずの私でも【お着物】というイメージを持っていました。
そのイメージを打ち崩してくれる本と友達に出会ったおかげで、私は着物の自由さに気づくことができたのです。
ありがとうございます。
私も誰かの【お着物】イメージを打ち崩すことができたら幸せだなって思います。

着物を着て自転車に乗る方法は後日記事にしようと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました♪

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