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【駄】酸欠淑女(自称)は思うんよ。

シンガーソングライターのさユりが好きだ。

彼女の作品との出会いは、なんとなく夜中にぼーっと見ていた
「クズの本懐」というアニメの主題歌、「平行線」という曲だった。

コードも良心的で、16ビートのストロークをじゃかじゃかできるのがとても気持ちがいい。しかし同じ進行の繰り返しは、どうしても単調になってしまう。アコギで平行線をカバーしている人は、このように単調になる状況を、どういう風に打破しているのだろう?
そんな疑問を解決したいと思い、youtubeにてさユり氏の動画を検索しているうちに、とある動画に出会った。
さユり氏御本人のブレイク前、渋谷駅前で路上ライブをしているものである。


衝撃だった。


まっすぐな歌詞と、耳をつんざくような高音。
サビ部分のピッチのズレは、かえってきちんと調整されたCD音源よりもぎゅっと心臓を掴まれる。
荒々しさとリアルさと、苦しいぐらいのメッセージ性をメロディラインのせて放つ彼女の歌声は、単調さを微塵も感じさせずに聴き手の心を容赦なくザクザク射貫いてくる。
髪を振り乱して一心不乱にギターをかき鳴らし、全身全霊全力でうたう、まさに憑依型のシンガー。
あんなに小さくて細い華奢な体のどこにそんな力の源があるのだろうか。

無意識のうちに、Youtubeの再生バーを何度も左に戻していたことに気が付く。やっとゾーンから抜け出した私の脳内が目まぐるしく回転しだす。
曲名は「酸欠少女」、CD音源を探してみたが、見当たらない。

どうやら未音源のものらしい。
どうしよう、これ歌いたい。弾きたい。
平行線も好きだが、酸欠少女を弾き語りしたい。どうにかコードがわからないだろうかと、ダメ元でユーフレを検索してみたら

あった。

えええ?こないだ検索したときはなかったよね?と、さらに詳細を調べていたら、なんと音源化もされていた。ニワカにしてツウぶっていた私はどこかにおいてこよう。ええ。


なんとアルバムが今月の8/10、超絶直近に発売されていたらしい。

わくわくしながら酸欠少女を聴いてみたんですが、なんか違和感。すぐ気づいたんですけどね。歌詞がね。二番の歌詞が変わってるんですよ。
私が最も心打たれた「大震災」というワードが「大殺界」にワード変更。

なんでどうして六星占術のスピリチュアルなワードになってしまったのか
本当にそこだけが納得いかない状態です…

どうしたんよ大人の事情デスカなカオス状態←(イマココ)
ゴロはいいし意味的にも合ってはいるんでしょうが、この曲の要な部分だと思っていたので、正直世界観が少し崩れちゃったよね( ;∀;)

それでもさユり氏が作る作品が好き。弾き語りの練習は、引き続き「大震災」継承でがんばります。
っていうお話でした。ここまで読んでくださった方ありがとうございます!

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