【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第7節 セレッソ大阪U-23 VS カターレ富山
カターレ富山をヤンマースタジアム長居に迎えての一戦は0-0のスコアレスドローとなりました。
メンバー
丸岡がついにスタメン復帰。OA枠として澤上もスタメン。前日のトップの試合でベンチ入りしていた瀬古もスタメンとなりました。
一方、カターレは苔口がスタメンに、GKにはかつてのマリノスの正GK榎本が名を連ねます。
試合雑感
カターレは2010年のレヴィーセレッソを彷彿とさせるサッカーを繰り広げてきました。
そのポイントとなったのはCHの花井 聖。彼がいわゆるマルチネスロールが如く、左SBが上がった後ろ、つまりセレッソの2トップ脇から前線へとボールを供給。大外はSBが担い、ライン間にはSHが絞り、更にFWの1枚も降りてくるため、1トップ3シャドーのような形で攻めるカターレ。
セレッソは4-4-2で守ろうとしますが、ボールの供給源を抑えきれずに、ライン間に位置するカターレの選手たちへボールを入れられてしまいました。結果、前半だけで13本ものシュートを撃たれてしまうことに。
しかし、そこに立ちはだかったのはセレッソ大阪U-23の守護神、GK茂木 秀。
J3週間ベストセーブを総なめしてもおかしくないほどに、カターレの決定期を悉く止め続けます。
※追記※ベストセーブ授賞しました。
茂木の大活躍により、前半をスコアレスで折り返すことができました。
後半スタートから澤上から山田に選手交代。
守備の方も西本を中心に圧縮した守備を見せ、前半と比較すればきっちり守れるようになったセレッソ。
後半はカターレのシュートを4本に抑えたものの、セレッソも膠着状態となる中で、U-23伝家の宝刀であるカウンターアタックを繰り広げる場面もありましたが、斧澤はシュートを枠に飛ばせず。
父親との対決となった山根は相当意気込んでいたようで、両足を吊るほどにピッチを走り回りシュートを撃ち続けましたがゴールは奪えず。
結果、0-0のスコアレスドロー。開幕からのホーム無敗を5に伸ばしましたが、J3首位からは陥落となりました。
気になった選手
カターレ富山の攻撃を止め続けたその姿はまさに守護神。GKとして100点満点の仕事を果たした。ハイライト映像には何故か入っていないけれども、28:40過ぎからの怒濤の3連続ビッグセーブは年間最優秀セーブ賞もののスーパープレーだったので、まだ見てない方は是非ご覧下さい。DAZNのフルマッチ映像の43:19から見ることができます。
茂木 秀はいいぞ。 #茂木秀推進委員会
ひとりごと
GWもあってか、今年最多の1,411人が観戦に訪れたこの試合。スコアレスドローではありましたが、身体を投げ出しゴールを守り、足が吊るまでフィールドを走り抜け、ゴールを決められず叫び悔しがるその姿。J1とはまた違ったサッカーの面白さを感じることができたのではないでしょうか?
自分のキャリアのために戦う選手たちのその姿をより一人でも多くの人たちに見に来てほしいと思う今日この頃です。
次節ホームゲームは5/30(木)19:00~、ヤンマースタジアム長居にヴァンラーレ八戸を迎えての一戦です。
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