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【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第29節 セレッソ大阪U-23 VS いわてグルージャ盛岡

劇的な逆転勝利となった前節の大阪ダービーから一週間。
ヤンマースタジアム長居にNOVAの子会社となったいわてグルージャ盛岡を迎えた第29節は2-1で2試合連続の逆転勝利となりました。

メンバー

U-18日本代表に選出された西尾くん、林田くん、松本凪生くんを欠いたセレッソ大阪U-23。
前日のトップの試合では出番のなかった瀬古がスタメンに。
左SBには下川太陽くんが入り、久しぶりの4-4-2となりました。
一方、いわてグルージャ盛岡はセレッソ大阪U-18出身で丸岡 満と同期の射庭 康太朗がベンチ入りとなりました。

試合雑感

セレッソはFWに中島と安藤を置き、左SHに澤上、右SHに斧澤、そしてCHは西本と丸岡という形でスタート。

対するグルージャはボール保持時は3-1-1-5のような形を形成。
3バック+GK+CHの1枚でボールを回しながらセレッソの守備を引き付けると、前線へボールを入れる形が攻めのパターン。
それが上手くいったのがグルージャ先制の場面。

グルージャのCH13番にボールが入ったところを西本が潰しにいくものの、綺麗な反転から西本のプレスを外したグルージャの13番。そこから大外へと展開し、すぐにディフェンス裏のスペースへ。
1トップには瀬古が密着していたものの、その裏でシャドーに付ききれなかった下川くん。ピンポイントに合わされ、先制されてしまいました。

グルージャはサイドの高い位置に起点を作ることができればCBまでオーバーラップしてくるというハイリスクなサッカーも披露していましたが、早い時間帯で先制したのだから、そこまでリスクを冒す必要はないだろうにと見ていて思いました。

一方、撤退守備は5-4-1でゴール前に引きこもるグルージャ。 グルージャが1トップなこともあり、セレッソが殴り続ける展開に。瀬古が積極的にボールを運び、前線へボールを供給するも、フィニッシュの精度を欠きゴールは奪えず。

前半を0-1で折り返します。
前半無得点とはなりましたが、ジリ貧感のあるグルージャの守備なら辛抱強く攻め続ければ、ゴールは生まれるだろうという気持ちはありました。

後半に入ると、セレッソは澤上、丸岡、中島のポジションを変更。
澤上がFWに、丸岡が左SHに、そして中島がCHにポジションを変えました。

これによりFWのときよりも時間とスペースを得た中島によってセレッソの攻撃が活性化しました。
中島のドリブルやスルーパス、ミドルシュート、FKと、セレッソの攻撃は中島を中心に繰り広げられました。
そんな中で70分、混戦のペナルティエリア内で突破を試みた中島をグルージャの選手が体当たりで止めにかかりPK獲得。自ら得たPKをきっちりと決めてまず同点に。

そして迎えた76分。ハーフスペースでボールを持った斧澤が一旦後ろの中島にボールを預けると、そのまま前線へ走り込む。中島からのふわりと浮かせたパスをワンタッチでゴールへ流し込み逆転。

斧澤はハーフスペースに陣取れば結果が出せることを証明してみせました。彼はサイドに張らせるタイプの選手ではありません。

その後は高校2年生の吉田くんと近藤くんも投入しながら、時間の針を進め試合終了。2-1での逆転勝ち。一方グルージャは8連敗となりました。

気になった選手

FW 28 中島 元彦

シュート、ドリブル、パス、ライン間でのトラップ。どれをとってもJ3規格外。今のセレッソ大阪U-23は中島 元彦を中心に成り立っていると言っても過言でないぐらいに気迫あふれるプレーと結果を残している。
前日のトップの試合にメンバー入りできず、かなり悔しい思いを持っているだろうけれども、腐らずにアピールし続けてほしい。
U-23サポーター一同はもっくんのトップ帯同を全力で推していきます。

ひとりごと

斧澤 隼輝が決勝点を決めたので、私はとっても満足です。

…、6月の相模原戦以来のゴールで、しかも逆転弾で決勝ゴールなのだから荒ぶるのは仕方ないね。

ということで、次節ホームゲームは来週11/10(日)14:00~、ヤンマースタジアム長居にガイナーレ鳥取との一戦です。
ガイナマン体操はあるのだろうか?

サムネが隼輝だー!ヽ(・∀・)ノ

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