「動機や背景の究明」論を嗤う

岸田総理が爆弾で襲撃される事件が起こって、またぞろマスコミや文化人から「事件の動機・背景の究明を」という声が出てきた。
で、そういう動機背景究明論者に対する批判がSNSで巻き起こり、彼らは「背景を究明するな!」と噴き上がっているのが現状。
事件の動機や背景を究明するのは別に構わないんだけどさ、彼らがやる「動機・背景の究明」ってすごく陳腐というか、自分らに都合の良い「動機」「背景」を選択して、各々が手前勝手な「事件像」を作り上げてるだけだから、そりゃ叩かれますわな。
で、今回も「百田尚樹の永遠の0が木村容疑者の愛読書だった!」なんて情報が出てきて、「犯人はネトウヨ!」などといつもの界隈から出てきてるけど、こういう論がアリならば、仮に容疑者が朝日新聞を購読していたら「犯人は朝日新聞の愛読書だ」という論だってアリになると思うんだけど、連中はそこまで考えた上で言ってるのかな?
言ってるわけないか。
もう一度言うけど、「究明するな」とは言わない。
やるなら真面目にやりなさい。

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