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遅めの音楽留学に挑戦することにした社会人の話。

初めまして。
私は日本の某音大をピアノ科で卒業して、仕事と演奏(細々と)をしている社会人です。

noteを始めたのは、
今目指していることへの経過を記録し、自分の今いる状況を客観視すること。そして、いつか同じ立場にある方の力に少しでもなれたらいいな、という気持ちが大きな理由です。

1回目のnoteでは、上記の理由について書いていきたいと思います。

①今目指していることへの経過を記録とは
〈今目指していること〉とは、タイトルにも書いた通り「音楽留学」です。
私が音楽留学を意識し始めたのは高校生の頃でした。音楽高校に通っていたため、周りに音楽留学を視野に入れている人が多かったのも意識し始めた理由です。
しかし、恩師に「大学は日本で出ておいた方がいい」と教わり、日本の音大に進学しました。
、、、と今まで思っていましたが。この時点で、私の良くない性格が出ています。
先生に言われたことが留学を諦めた本当の理由ではありません。おそらく、自分に自信がなかった、留学をしたい明確な理由が分からなかった、そして行動力がなかったからです。
本当に行きたかったら、その気持ちを伝えて実行していたと思います。

もちろん、日本の音大でも多くを学ぶことが出来ました。
師事した先生は、演奏はもちろんのこと、お人柄も素晴らしい先生で、辛いこともありましたが、その大学で勉強できて良かったと思います。
ですが、やはり〈留学したい〉という気持ちは漠然とありました。それは、やはり同級生が何人も留学に行っていたからという理由が大きいと思います。彼女たちの行動力に驚かされながら、自分の行動力の無さに落ち込みました。

先生に相談しようも、留学をしたい明確な理由が見つからない、そこに向かって自分がどれだけ頑張れるか自信がない。そんな中途半端な状態で先生に相談は出来ませんでした。

大学卒業後、フリーターになるわけにもいかず社会人になりました。
職種を細かくは書きませんが、楽器に関連した仕事です(楽器メーカー、音楽教室ではありません)。

そこでは、沢山の楽器、音楽文化に出会いました。この出会いこそ、私がもう一度留学を目指す理由となりました。
自分が弾いている楽器がどんな歴史を辿ってきたのか、ピアノを取りまく音楽文化、そして楽器自体の仕組み。
それらを知った上で、もう一度演奏を勉強したいと思いました。

ここまでの経緯があり、今に至ります。
仕事は今月末で退職。留学に向けて本格的な準備を始めていきます。
もちろん、自分1人でヨーロッパの音楽大学への留学は現実的に難しいです。
同級生たちは行動力だけがあったわけではなく、並々ならぬ努力があったことを痛感しています。
出来ることは自力で行い、助けて欲しいところは恩師や友達、そして両親に相談したいと思っています。

次回のnoteでは、私がこれからやらなければいけないことを自覚するためにも書いていきたいと思います。

とても長文になりましたが、偶然このnoteを見つけてくださった方は、温かい目で見守ってください。

よろしくお願いいたします。

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