習慣化の停滞期を乗り越える方法
習慣化ができていくと、次に出てくる問題は、成果がうまくいかない、なかなか思うような結果がでないことへの苦しみです。
今回は、この停滞期を乗り越える方法を書いていきます。
結論は、「必ずそうなる、必ずうまくいく」と結果を決めてしまうこと
はい、いわゆるアファメーションですね。アファメーションにも、メリットとデメリットはありますが、デメリットを回避できる方法を取れれば、何も問題にはなりません。
そもそもアファメーションって効果あるの?
自分の経験上、効果はあります。ただ、アファメーションは効果がないという研究データもあるので、それについても言及させていただきます。
アファメーションは効果がないどころか、逆効果になると主張する研究データについて
ポジティブなイメージは、かえって逆効果になるという研究データがありますが、確かにそのやり方の実践では、実際に挫折したことも多かったです。しかし、下記のポイントを押さえれば改善できるはずです。
①そもそも成功を空想をしない。ただ結果を決める。必ずうまくいくと決めて行動するだけ。
②「必ずうまくいく」と宣言する時は、行動を開始する直前で行う。行動していない時に、宣言は絶対にしない。
③宣言と行動をセットにする。
この方法を実践すると、やる気が失われるというデメリットは、改善されるはずです。
なぜ、成功をイメージするとうまくいかないのかの理由は、行動をせずにイメージにだけすがっており、イメージの行為そのものが目的になっているケースが考えられます。
イメージだけして安心してしまうパターンですね。
ですから、アファメーションは行動とセットと覚えておくといいでしょう。
もう一つの研究は、アファメーションをすると、気分が落ち込んでしまい、自己肯定感が下がってしまうという研究結果です。
この研究は、被験者を2つのグループに分けて、
1つ目のグループは、自己肯定感が高い人を集めたグループで、
2つ目のグループは、自己肯定感の低い人を集めたグループで、
それぞれアファメーションを行なってもらい、結果どうなるかを調べた研究になります。
結果は、自己肯定感の高い人は、変化がなく、自己肯定感の低い人は、気分が落ち込み、更に自己肯定感が下げてしまうという結果になりました。
しかしこの研究は、短期間での検証で、根拠の主張としては、少し弱いのではないかと思ったのです。
長期的にアファメーションをした場合では変化が起きる可能性はあるのではないか?とも考えられるからです。
実際、僕は半年間、朝昼晩とアファメーションをした結果、ポジティブ思考になりました。
ただこのポジティブは洗脳に近く、本当の意味でポジティブになっていないことは、自分でも感じていました。
しかし、たとえ偽りのポジティブ思考でも、行動量は増え、実際に習慣も変化したことには、変わりないので、本気でアファメーションを考えている人は、本気で行うのも良いのではないかと思いました。
ただ、中途半端にアファメーションをやろうと考えているのであれば、絶対におすすめしません。うまくいかないことにだけ意識が向いて、自己肯定感が下がった時にやめてしまう危険性が高いからです。
まとめると、将来の理想像をイメージすることは逆効果やリスクを背負う可能性が高いので、ただ宣言して行動することが、最も安全で確実なのではないかということでした。
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