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#note 写真 『小さな赤い灯り』#毎日ハート



昨日の地震、

とても怖かったですね。


私は東北が地元なので

家族や親戚、

友人のことが

頭を駆け巡り、

また

3.11のことも

頭を過り、

居てもたってもいられないけど

祈るしかできない…

そんな夜でした。


今日になり3.11の日のことを

静かに思い出しました。

当時私は学生で、

地震が起きた時は

見ず知らずの方にとても親切に

してもらいました。


全く知らない、

ただその時近くに居た、人。


家族と連絡が取れなくて

不安で胸がはち切れそうだった私。


その方はとても明るくて、


家にとりあえずおいでと言ってくれ、


心細さでいっぱいの私にとって


その時、

その方は小さな灯りでした。


その方の家に着くと家の中の物が

散乱していました。


「手伝います!」

と、言ったのですが

その方はにこっと微笑んで

「とりあえず何か食べようか」

と。


その方とは色んなことをお話したのですが、

内容はうろ覚えです。


だけど、その時の

にこっと微笑んでくれた

お日さまみたいな笑顔は

鮮明に覚えています。


夜になり、


姉と連絡がつき

合流できることになりましたが、

"はぐみちゃんが心配だから"と

一緒に歩いて待ち合わせ場所まで

送ってくれました。


その方には後日お礼に伺い、

それから毎年

お年賀のやりとりをする仲になりました。


不思議な、

そしてありがたいご縁です。


今、

世界では戦争が起きたり

悲しいニュースが毎日流れていたり、

身近なコミュニティーでも

どうしてそんなことが…ということが

起こっていたりします。


今日はふとあの日のことを、

そして手を差しのべてくれた方のことを

思い出して、

誰でも誰かの小さな灯りに本当は

なれるんだろうなとしみじみ思いました。


以前発達障害のお子さんの

療育やアドバイザーをされている

方のお話を研修で聞いた時に、

どんな世の中だったら

みんなが生きやすいかということを

一言で表すと講師の方は

「チッと言わない世の中」

と端的におっしゃっていました。

すれ違いざまぶつかってしまった時、

前を歩く人が遅くてつまっている時、

電車が遅延している時…


他にも色々例えはあるでしょうが、


一人一人がそんな些細なことに

チッと言わず思わず居られる

世の中は、

確かに心地よいでしょうね。


そして困っている人を見かけたら、


当たり前のように自然に手を差しのべる。


差しのべるというよりか、

一緒にニコニコ手を繋いで歩いていく


そんな、世の中。


いいな~って、


考えているだけでちょっと


温かい気持ちに。


今日はそんなことを考えていました。


🍀


震災で亡くなられてしまった方への
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ケガをされてしまった方もたくさんいる
ということで、早く良くなりますように。

もう大きな地震がきませんように。


久しぶりに長く綴ってしまいました。
ここまで 読んで頂きありがとうございます。

森田はぐみ










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