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House partyは混沌が楽しい

 この記事はコミュニケーションアプリHousepartyの体験記です。使い方や有用なことは書いてないので、それを期待している方は他の記事を読んだ方がいいです。

 以前からちらほら名前を聞いていたHouse partyを「お試ししてみたいなぁ〜」と呟いていたら、既に使っている先輩が教えてくれるというので、お言葉に甘えて体験しました。

 英語の説明しかないので、ざっくり説明しておきます。個人の解釈なので、詳しく知りたければ公式を読んでください。

 House partyはコミュニケーションアプリです。LINEのように個人同士が対等に交流できるアプリです。
 最近知名度がうなぎのぼりのZoomとの違いは、会議ソフトではないということ。つまり、ホストと参加者の関係性で、擬似的な部屋に入ってくるのではないし、権限の差もありません。

 じゃあ、LINEとの違いはなにか?
 LINEは基本的にチャットなり、電話なりでコミュニケーションが始まるわけですが、その場にお互いの友達が気軽に入ってこれるということ。
 さながら、教室や職場、食事の場で会話していたら「なに話してんの〜?」と輪に入ってくるようです。友達の友達までその輪に入ってこれます。だから、ともすれば自分が知らない人も入ってこれます。
 ただ、上限が8人と決まっていて、また鍵もかけられるので、決まった人と深い話もできます。

スワイプのカオス

 今回のお試しの参加者は12人いたのかな?
 僕が発起人のはずなのに、総数を把握していません。1グループ上限が8人というのもあり、全員が一ヶ所に集まれません。
 とりあえず、参加者全員と友達になって、ワーワー言いながら、好き勝手にテストしていました。

 誰かを指定して、会話を始めることもできますが、スマホの画面を左右にスワイプすると、別の人との会話が始まります。入退室の概念がないので、人の出入りがとにかく激しいです。

「これどうやったら使えるんだろう?」と一緒に試していた人が、次の瞬間にいなくなる。かと思うと、また別の人が入ってきます。
 しかも、これ面白いのが半分以上の参加者が初めて会う人でした。なのに、自己紹介すら一切しないまま、好き勝手に喋ったり、アプリ内に付属しているゲームをしていたりしました。

 まさに新しいオモチャを与えられた子ども達のように、ワラワラと集まったり、散らばったりしてました。クイズしているのに、回答者と出題者がいなくなるなど、混沌としていて、楽しかったです。

音質がいい

 体感として、ZoomやSkypeなどよりも音がクリアに聞こえます。音声の乱れ・遅延なども感じませんでした。それぞれの通信環境や時間帯にもよると思うので、なんとも言えませんが、これは非常に好感を持ちました。

友達が増えるとなお楽しい

 今回はあらかじめ12人の参加者がいたので、盛り上がりました。けれど、使う友達が増えた方がより楽しくなると思いました。
 盛り上がっている時は、その様子を録画して、友達に送って誘うこともできます。そうやって、まさにパーティーのようになっていくのは楽しいですね。正直、僕は馬鹿騒ぎが好きじゃないんですが、これならできそうな気がします。

 Zoomのオンライン飲み会やら交流会はそれはそれで良さがありますが、終わるタイミングが難しかったり、途中で抜けづらかったりします。
 その点、House partyは気軽に始めて気軽に終えられるので、近しい人との交流には便利だと思いました。

 これを身の回りに普及したいなぁ。

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