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ありえないで始めない

「そんなのありえない」

 今日話を聞いていたら、突然そう言われました。話の流れとしては、最近不満に思っていることを相談されていました。
「本田さんもこうすべきだと思いません?」
「いや、僕はそうは思わないですね」

 その後に、冒頭の言葉が出てきました。そもそもの話題は、食べ物の好き嫌いのように、人によって異なるものです。だから正解などないです。人によって違っても問題ないことですし、違ったからといってそれぞれが悪いこともありません。

 時と場合が変われば、僕も同じことをしてしまっていると思いました。自分の考えが正しいとは限らないとは理解していても、咄嗟に真逆のことを言われると、否定したくなってしまいます。
 しかし、頭ごなしに否定されてしまうと、意見を伝えようとする意欲が失われてしまいます。それは断絶を深めるだけです。

 まずはじっくり聞くことを忘れないようにと自分を戒める良い機会でした。

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