見出し画像

グラレコれんしゅう会2020.02.22

2020年2月22日 10:00~12:00
 名古屋市中村区にある地域資源長屋なかむらの無目的ルームにて、「グラレコれんしゅう会」を行いました。
 この記事はその報告レポートです。(※作品の掲載許可済み)
 参加したかったけれど来られなかった方、及びこれから実践したいという方向けに書かれています。お家でできるワークも用意しています。

 是非読み物として消費するのではなく、紙とペンをご用意して、挑戦してみてください。

 なお「グラレコれんしゅう会」に関しては以下の記事を参照ください。

 ファシリテーターおよび本レポートの執筆は本田が担当しています。

1.自己紹介

 2時間を共に楽しく過ごすためにまずは自己紹介です。とはいえ、ここはグラフィックレコーディングのれんしゅう会です。話すだけではなく、描きます。

「お名前」「今の気分」「春になったらしたいこと」「今日期待すること」

 4点について語ってもらい、それ以外の人が描来ました。この自己紹介からグラレコが始まっています。それぞれ工夫しながら描いていました。

2.WORK1『ものについて描く』

 場においては、言葉や映像などのわかりやすい情報もあれば、雰囲気や間などもわかりづらい情報もあります。その情報を認識していなければ、描くことはできません。したがって、見ることや聞くことが大事になってきます。
 そこで、1つの対象物からどれだけの情報を抽出できるかを練習します。

【ワーク内容】
①ものを用意して、それについてグラフィックする(5分)
②一度見せ合った上で、更に情報を追加してみる。(2分)

画像1

 それぞれに視点の偏りがあり、描いている情報に違いがありました。
 2回目は、色を変えて描きましたが、「2回目はなかなか出てこない……」と呟いている人がいました。普段とは異なる視点で物事を見る難しさを感じていたようです。

【やってみよう!】
①身の回りにあるものを1つ選んで、それについて5分間で描いてみる。
②一度自分で見た後に、「欠けている情報」や「足りない情報」を足してみる。

3.WORK2『ゲームのルールを描く』

 人の話は余分な言葉があったり、脱線したりします。全部を描くわけには行きません。リアルタイムで聞きながら描く上では、重要なポイントを瞬時につかみ、最適な形で描く必要があります。
 その練習として、ゲームのルールを説明します。

【ワーク内容】
①「10の質問」のルールを読む
②初めての人が見てわかる形で描く。(10分)

画像2

「時間内で描ききれなかった」「レイアウトを間違えた」など思った通りに描けない人がいました。制限のある状況で、狙ったものを描くにはやはり練習が必要なようです。

4.WORK3『ゲームをやっている様子を描く』

 複数の人が集まり、話しているといちいち描く人を待ってはくれません。次々に消えていく情報を拾っていく練習をします。

【ワーク内容】
①「グラフィッカー」と「プレイヤー」に分かれる。
②「プレイヤー」はWORK2で理解した「10の質問」をやってみる。
③「グラフィッカー」はゲームの様子を各自描く。
④1試合終わったら、役割を交代してもう一度行う。

画像3

 ゲームの構造自体は、質問と回答のシンプルな構造です。その分、どのような情報を拾うのか、描くのかがグラフィッカーによって個性が分かれていました。意外にも、過程を描くのに集中すると、結果を描くのを忘れている人もいました。

5.振り返り

 それぞれの発見や気づきなどを好きな形式で書いてもらい共有しました。

画像4

6.感想

楽しかったです。また来ます!!
2hスグにたってしまった!
他の人のグラレコを見ると参考になるし面白い。
|○超楽しい○

|普通

|つまらない

 今回は5名での開催になりました。初めての方、リピートの方、年代も性別も習熟度もバラバラでしたが、和気藹々と行っていました。

6.次回のグラレコれんしゅう会

 れんしゅう会は毎月1回のペースで行なっています。
 次回は2020年3月14日(土)10:00~12:00です。

↓※ハッシュタグも作りました。↓

画像5


読んでいただきありがとうございます。 励みになります。いただいたお金は本を読もうと思います。