かがやきの出所は
みんな同じようなこと書いているな。
この1ヶ月はnoteで他の人の記事をよく読むようにしていて、その結果そんな感想が残りました。馬鹿にしているつもりはなくて、そこに共感をいだいているのは僕自身が同じことを書いているからだろう。
ただ、書いている内容はそれほど変わりがないのに、時折すごく輝いている人がいる。文体なのか、言葉の選び方なのか、行間なのか。わからない。
でも、なぜかその人の記事が響く。
なんでだろう? 真剣に考えても答えは出ない。つまり、文字面では見えないところで惹かれるなにかがあるのだと思った。その人の言葉で書いてある感じ。
ライティングの作法とかはあまり関係なくて、その文章に心がこもっている気がする。
そういえば、文に心がこめるってどうやったらいいのだろう?
僕にはそれがよくわからない。ドラマチックなストーリーテリングで、ポジティブな言葉を使って、シンプルな内容にする。そうすれば感動を呼ぶだろうか?
正直、あまり心を打たれない。わかりやすいのは認めるけれど、それだけじゃ物足りない。共感を覚えることはたくさんある。でも、それと心が動かされるって違うと思うのだ。
僕の視点からその人の背景を想像して、そのイメージに乗せながら言葉を聞くんじゃない。つまり、その人の人生を追体験するのではなくて、言葉そのものが真に迫っている感じ。
偉人の語った名言よりも、子どもの素朴な言葉にこそどきっとする。
なんでだろう、身体の奥底から発せられた声、言葉だからだろうか。
それは真っ直ぐで混じり気がないからかもしれない。
ともあれ、僕の書く文章は果たしてそんな力を宿しているだろうか?
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