見出し画像

ツケの断捨離

 引越しのために、断捨離を続けている。
 次から次へと「なんでこんなものとっておいたのだろう?」というものが出てくる。即座にゴミ袋に投げ込まれる。当時の自分にとって欠かせないものだったとは思えない。おそらく、それらの多くが判断に迷ったものだろう。

 そうして蓄積していったものが、たくさん残っているのだ。

 判断を先延ばしてはならんと戒められる。その時点で判断できないものはある。たとえば、1週間後の天気は、予報があっても1週間後になってみないとわからない。しかし、必要不要かは先延ばしにする必要はない。よくよく考えれば、分別できるだろう。

 その僅かな手間を惜しめば惜しむほど、いつかそのツケを払わされる。

 やれやれだ。しかしツケてしまったものは仕方ないので、今日は僕も返済をするのだ。

読んでいただきありがとうございます。 励みになります。いただいたお金は本を読もうと思います。