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脱「なのに」

「若いのに、すごいね」

 そんな言葉をつい使ってしまう。悪意はなくても、無意識的に若いということは未熟であるかのような先入観を持ってしまっているのだ。「若い」のところは、「女性・男性」や「経験が浅い」など別の言葉を入れてもいい。

「〜なのに」と賞賛する前につける時、自分の偏見があるのだ。

 たとえば、年齢不相応な能力を持っている人が、なぜそれだけのことができるのかを考えてみる。元々のポテンシャルが高いのはあったとしても、そこに本人の努力があるからじゃないだろうか。

 であるならば、その人を見る時に、年齢やら性別ではなく、その見えない部分をきちんと目を向けてみることが大事なのではないだろうか。

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