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悶々として現状維持

 本当に他人がなにを考えているのか、わかんねえなと改めて思う。
 しかし、お互い様なのだ。僕もちょくちょく「なに考えているかわからない」と言われる。別に大したことは考えていない。
 それは僕のnoteを何度か読んでくれている物好きな人ならわかるだろう。しっかり考えて書くのは1ヶ月に1度くらいで、あとは心の赴くままに書いている。

 不思議なのは、その物好きな人が最近地味に増えている。
 数字では見えない情報もあるが、数字だから浮かび上がってくる情報もあるので、アクセス数は時折確認するようにしている。僕の記事は役立つことは滅多にないので、60〜70くらいで概ね止まる。

 投稿した直後は、新着記事にも乗るので、人の目に触れやすい。だから、自然とアクセス数も最初に伸びやすい傾向にある。ただ、初動以後はほとんど読まれない。それが今までの傾向だった。

 しかし、最近見ていると2日経ってもアクセスが増える傾向がある。あくまでも推測だが、ブックマークなどできてくれているのだろう。それが、めちゃくちゃ不思議なのだ。

 noteを始めて2年半、文体などはさておき書く内容はほとんど変わっていない。2年やり続けて反応のなかったものが、なぜ僅かとはいえ読まれるようになるのか?

 よそのSNSで宣伝をしているわけでもない(秘密にもしていない)ので、増える要素はない。もしかしたら、リアルの知人・友人が読んでくれているのかもしれない。けれど、読んでますと言ってくれた人は、これまで2人くらいだ。しかも、最後は1年前の話。だからこそ気になる。

 一体、なにを気に入って読んでくれているのだろう?
 可能であれば、インタビューしてみたいとすら思っている。

 しかし、わかったらわかったで面白くないのかもしれない。曖昧だからこそ、想像の余地がある。
 他者の心の声を聞きたいと思った経験を持つ人も多いだろう。しかし、他者の本心を、自分に求められていることを知ってしまうと、図らずも期待に応えようとしてしまう。 

 他人の考えていることなんてわからない。もし知る方法があったとしても、知ったら知ったで不自由なのだ。結局、特に変わらず今のスタンスで続けていくのが一番なのだ。

読んでいただきありがとうございます。 励みになります。いただいたお金は本を読もうと思います。