一員
線状降水帯を抜けた朝は、気持ち良いくらいの快晴で午前中から散歩に出かけました。
まだうっすら濡れたアスファルトのおかげで少しひんやりしている空気とは対照的に、日光はとても強く肌を射していました。
まだ始まって間もないコミュニティでお話をしていて、みんなが自分の想いおを語る。その一方で、今の社会の至らなさに嘆いたり、不満を述べたり、改革を求めたりしていました。
社会が悪いという言い方は特定の個人を指さずに自分の不満を述べられるから使いやすい。その上、完全に満足している人もほぼいないから共感も得られやすいです。
けれど、そこには当事者意識が抜けていないだろうか?
自分もまたこの社会を構成する一員なのに。
その意識を持って初めて変えられることが出てくるような気がします。
ただ、僕はその場では言えませんでした。自分の思考がまとまっていなくて、口にしなかった。こうして言葉にできたので、次の機会にはちゃんと言いたいと思います。
そういえば、散歩の帰り道に、ある一軒家からラジオの野球中継が聞こえてきて、なんか良いなと思いました。
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