気まずくなくなる境界線
今日、とても早口の人と話す機会があった。
僕がなにかを言おうとするよりも早く次の言葉を挟むので、最後まで言いたいことを言わせてもらえない。僕が少し考え込むと話題が変わってしまっていた。
喋り続けているけれども、内容が詰まっているわけではなく、言葉遣いを丁寧に周りくどい言い方をしていた。もしかしたら、沈黙が怖かったのかもしれない。
沈黙が怖い。そういう人は結構いて、とにかく気まずいのだという。家族や本当に気を許した一握りの人以外とは沈黙を埋めるように喋ろうとするらしい。
個人的に気になるのは、どれくらい関係性が深まると沈黙が気まずくなくなるのだろう? 家族は生まれてから一緒にいるので、最初から気まずさはないのかもしれない。しかし、最初はただの他人だった相手と喋らなくても平気なまでの関係になるには、一体どんなプロセスが必要なのだろうか?
もちろんそれは1つの道筋ではないだろうが、非常に気になることではある。
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