敵対はOK
「敵」と「敵対する」ことは違います。 けれど、両者は非常に混同しやすいなと思います。
敵は必ず敵対します。けれど、敵対するからと言って敵とは限りません。
たとえば個人スポーツであれば、いつも一緒に練習している仲間が試合時は敵対します。ただ、普段は友達です。
スポーツくらい開始と終了がはっきりしているものであれば切り替えも簡単ですが、日常場面ではその境界線はあやふやです。その結果、敵対しているだけなのか、敵になってしまっているのかがわからず、「敵対=敵」と簡単に結びつけてしまうこともあります。
曖昧さを嫌い、安易にはっきりさせようとすると、結果的に自分の首を絞めることにもなります。 敵対したから敵であると断じるのであれば、「敵」とは自分が作るものになります。そして、時間が経てば経つほど敵は増えていき、自分の周りには敵ばかりになってしまいます。
だから、目の前に立ちはだかる人をすぐに敵とせず、味方にするにはどうすればいいかを僕達は考える必要があります。
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