退院後の生活の一部を切り取る〜２

こんにちは、kira です。
連休明け、仕事、たくさんこなしてきました。
明日に持ち越しもあるので、明日も忙しいこと間違いなし。
仕事をさせていただけるのはありがたいですね。

退院される時に渡されたプリント

ふと、思い出して、入院の時の書類を探してみました。

　　　　　　　　　　『退院される方へ』

　１，入浴について
　　　退院後、自宅の浴槽に入浴できます。手術の傷を傷つけないように
　　　優しく洗いましょう。温泉に関しては含まれる成分が傷の刺激にな
　　　るものもあるため、次回外来まで避け、医師に相談しましょう。
　２，運転について
　　　運転も可能ですが、まずは近場から次第に距離を伸ばすようにしま
　　　しょう。
　３，飲酒・喫煙について
　　　胃・腸の手術をされた方：アルコール類は取りすぎないように。　
　　　　　　　　　　　　　　　喫煙は控えましょう。
　　　肝臓の手術をされた方：禁酒を心がけ、喫煙は控えましょう。
　４，炭酸飲料・カフェイン飲料について
　　　炭酸飲料は便通が落ち着いてからの摂取をすすめます。胃の手術を
　　　された方は炭酸飲料は控え、退院後の外来で医師に相談しましょう。
　　　コーヒー、紅茶などのカフェインが入った飲み物は１日１杯程度で
　　　あれば摂取可能ですが、飲みすぎは禁物です。
　５，食事について
　　　栄養バランスを考え摂取するよう心がけましょう。
　６，仕事復帰について
　　　いつでも復帰可能ですが、退院後１週間程度自宅療養を取ってからの
　　　復帰をお勧めします。まずはデスクワークから始めましょう。腹圧の
　　　かかるような動作は避け、退院後外来で医師に相談しましょう。

退院されるすべての方に渡す書類ですので、そこは個人差があることと思います。私の場合は運転もしばらく出来なかったし、食事も退院直後は栄養バランスを考えるよりも食べられるものを探していたし、仕事復帰もできるような体力は回復してなかったので。
私が入院していた大学病院ではこんな感じでした、ということだけ、参考になれば、と思い、抜粋ではありますが載せてみました。

食事について

入院中はそれなりに食べられていた食事も、退院して自宅でのご飯がなぜか食べられない事態に陥ってしまいました。
あんなに楽しみにしていた炊きたてご飯もキャベツとつなのパスタも、お味噌汁も、美味しいは美味しいのですが、少し食べるともう、お腹いっぱいで、量が食べられないのです。
食事指導もありまして、できるだけ、とにかくよく噛んで、飲み込むことが大事、という説明もあったからかもしれませんが･･･よく噛むことは美容にもいいと聞きまして、噛むことに集中するようにしていたからかもしれません･･･とにかく、量が食べられず、そうなると、体重も増えないですし、体力の回復にも多少なりとも影響があるような気もして。
こまめに少しずつ食べるようにしていました。
カップラーメンが、ポテチが、ハンバーガーが！
食べたい･･･けど、食べられない･･･何を食べたら良いか探しながら毎日食事と向き合っていました。
朝、昼は雑炊にして、夜は和食、みたいなメニューが多かった気がします。
栄養･･･そこまで気が回らなかったように思います。
嗜好も少し変化がありました。
なぜか、アイス（主にバニラ）が美味しくて毎日食べていました。
病気になる前はそんなに食べる方ではなかったのですが。
あと、チーズが苦手になりました。
でも、手術を体験した方からお話を聞くと、大体１年位は味覚や嗜好が変わるけど、１年すぎるとだんだん戻ってくるよ、とのことでした。
きっとこれも個人差があるような気がします。
いずれにせよ、自分の分もしかり、食べ盛りの子どもたちのメニューも考えつつ、作るのは私なので２、３時間かけながら食事の準備をしていました。

だけど、不思議なもので、本当に少しずつ、少しずつ量も食べられるようになったし、何でも美味しいと感じることもできるようになってくるし、今では手術前と同じように食べられるようになりました。
（チーズは相変わらずダメですが･･･）

新米の炊きたてご飯、美味しいです！
食べたい、と思っていたうなぎも美味しくいただけます！
食事を美味しいと言って食べることの幸福感を実感しています。

☆今回は食事について書いてみました。
読んでくださりありがとうございます☆

kira