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私の抗がん剤治療を始めるまでのこと

こんにちわ、kira です。
先週、毎日仕事にでて、(途中、体調不良を起こしつつ)この2日、身体の疲労回復に寝てばかりいました。
職場にいる時はあまり感じていなかったけど、ちゃんと身体が『休め』と信号を出してくれました。寝ても寝ても寝れる(笑)


抗がん剤を始める時期

当初から、手術後には長男の卒業式には出たいと医師にも伝えていました。
退院後、3週間目の診察の時に、抗がん剤の話が出ました。
まずは、切除した臓器の診断ですが、stageⅢ、GroupⅤの悪性腫瘍とのこと。


stageとは・・・0~Ⅱ期は「がんが発生した臓器にとどまっている状態」です。がんの深さによってステージが決められます。Ⅲ期は「臓器の近くのリンパ節に転移が確認された状態」です。ただし、臓器によってはリンパ節への転移が少数の場合はⅡ期となることがあります。Ⅳ期は「他の臓器への転移が確認された状態」です。
進行度を示すステージの数字が小さいほど、がんが狭い範囲にとどまっていて、治療効果が得られやすいとされています。逆に、がんが身体の中で広がっている範囲が広いほど、数字が大きくなり、治療が難しくなります。

おなかの健康ドットコム

Groupとは・・・良性か悪性かを示す分類です。
Group1 は正常組織および非腫瘍性病変
Group2は腫瘍性(腺腫または癌)か非腫瘍性か判断の困難な病変
Group3は腺腫(良性腫瘍)
Group4は腫瘍と判断される病変のうち、癌が疑われる病変
Group5は癌


悪性腫瘍ってパワーワードですよね。
すごく、刺さるというか、引っ張られる、というか。
文字に起こすだけでも、黒く見える感じがします。
負けたくない、と、対抗心みたいなのが湧きます。強気に生きます。

幸い、たくさん切除した中での、癌化した臓器の一番近くのリンパ節のみに
悪性所見が出ていたとのことですが、私が通院している大学病院では、1個でも所見がでたら、抗がん剤の対象としているそうです。
『生きる宣言』もしていますし、手術前から抗がん剤の話題にも触れていましたので、抗がん剤治療をすることに半ば覚悟は決めていました。

その日の診察は、いつもの主治医ではなくて、チームのリーダー的A先生でした。A先生は女医さんですが、サバサバというか、バッサリ、というか、ウソのない感じがする方です。

”詳しくは、いつも診察するK先生に聞いて。
私がいま言えるのは病理結果と抗がん剤が必要なこと。
さて、いつから開始にしましょうか。”

長男の卒業式があと1ヶ月半後に控えていること、体力に全く自信がないこと、食事が思うように摂れないことを話しました。
A先生は少し考え込んでから

”・・・じゃあ、卒業式が終わったタイミングで開始しましょう”

手術後、抗がん剤を開始する期間として8週後までに始めると効果は変わらないという先生からの説明でした。
卒業式の次の日がちょうど8周目。
このタイミングで始めても大丈夫、と、A先生。
そして、それまでには少し体力つけて、絶対風邪引かないでね、お子さん、卒業おめでとう、と言ってもらえました。
(そのあと、『おめでとうは早かったかな』と笑ってましたけど)

抗がん剤治療。
ここでもまた、検索魔になりました。
開始するまでどういった生活を送ったらいいのか、とか。
今の体力や回復状態は正常なんだろうか、とか。
抗がん剤が始まったらどうなるんだろうか、とか。
副作用だったり、医療用ウイッグの助成金だったり。
だけど、結局は、A先生の言った通り、風邪引かないこと、食事を取ること、体力を回復させること、に尽きるのかな、と。
抗がん剤の副作用だって人それぞれだとも言うし。
なにかあれば、大学病院を受診することを第一選択に、未知なる抗がん剤治療に向けて、日々、過ごそうと思いました。

☆読んでくださってありがとうございます。
話しやすい先生に恵まれました。
この後の抗がん剤の話しもどなたかのお役に立てるといいな、と
思います☆


kira

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