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小沢健二さんの本日の画像メッセージで思ったこと(2024.08.27.)

こんにちは、桐山もげるです。

本日、小沢健二さんがxとinstagramにて画像形式でのメッセージを投稿されました。
その内容を拝読して思ったことをいくつか書きます。小沢さんって短い文書でもめちゃくちゃ深い、と思うのです。

それぞれのSNS投稿へのリンクを貼ります

X→

Instagram→

【画像メッセージを読んで思ったこと】

1.「カート・コベイン」という表記

日本語の表記でよくみるのは「カート・コバーン」ですよね。以前にも小沢さんがこの表記に触れられたことがあると記憶しています。
その人が呼ばれていた音に近い表記をするというこだわりなのですね、きっと。

Kurt Cobainではなく「カート・コベイン」と
カタカナで表記するからこそ「Cobainってそう発音するんだ!」と気づきをいただけますよね。

2.「94年発売のライブ」

この「発売」の表記に最初違和感がありました。
ひょっとしたら表記を間違われた?なんて思ってしまいました
だって、ライブは「発売」よりも「発表」とする方が自然な表現と思ったのです。
でも、読み進めると間違いではなく意図的と思わされました。
というのは、このメッセージの中にこの表現が2度登場するのです。小沢さんは読者の違和感を予見し、あえて2回使ったのではないかとも思います。

では、小沢さんはなぜ「ライブ」を「発売」と表現されのでしょうか?

「カート・コベイン」「94年」「発売」「ライブ」といえば、94年に発売されたニルヴァーナのライブ盤「MTV Unplugged in New York」のことでしょう(下記アルバムのApple Musicリンク)。

小沢さんがいう「ライブ」とは「ライブ盤(CD)」のことではないかと思います。「ライブ盤」であれば「発売」という表現は自然です。
でも小沢さんは「ライブ盤」という言葉をつかわない。
きっと、「ライブ盤」といってしまうとそれは無機質な物質をあらわしてしまうからではないかと思います。
もしかしたら、小沢さんは
「当時の雰囲気や音楽を感じられるものは、その元がなんであれ、ライブなんだ」という意味を込めているのではないでしょうか。

ちなみに、この間の「P.S.Monochromatique」も「ライブの配信」ではなく「ライブ」と呼ぶに相応しいものと思います。

3.小沢さんは自分スーパースターであると自覚していない可能性

これは、このメッセージ全体から感じました。例えば、僕(桐山もげる)のような凡人がこんなことを言ってる姿を想像してください。
「僕が、前に自分で選んで買ったやつ。マイナーなやつだったけど、実は、あの有名人も同じものを選んでたんだ!すごくない⁈」
この言葉、僕は自分が凡人と思うからこそ出てくる発言と思うんです。

それを踏まえて読むと、「いやいやいや、小沢さん!あなたがスーパースターなんですよ!」っていいたくなっちゃう。

以上、今日の画像メッセージで思ったことでした。

31日のLIFE再現ライブ、もうすぐですね!🎸

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