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【原因分析】なぜ3年間もブログを書き続けたのに生徒を集められなかったのか

こんにちは、港区で個人学習塾を経営している霧島です。

最近はフランチャイズオーナーさんの経営サポート(校舎運営のサポート)もさせていただいております。

先日に以下のツイートをしました。

このツイートに対して「4年目で急に伸びたのは理由ありますか?」や「3年間伸びなかった原因をどう考えていますか?」というDMをいただきました。

そこで今回は、たくさんある「私のブログが伸びず生徒を集めるまで時間がかかった理由」を3つに絞って分析したいと思います。

web(ブログ)やSNSで生徒を集めたい学習塾のオーナー様、先生方は、必ず最後までお読みください。


伸びなかった理由①自分に合わない情報を参考にしていたから

遡ること2019年、私は個人学習塾を開業しました。本来は景気良くチラシを大量に撒きたかったのですが、開業費用が300万ほどかかり、肝心の集客にお金をかけられない極貧状態からのスタートでした。

そのため集客施策としてできるのは「ブログとSNSで発信すること」くらいで、生徒も少なく時間が有り余っていたのでブログを書きまくりました。

もちろんブログなんて書いたことありませんから、書店で「ブログ」と名のつくものを買いました。さらに、当時はブログインフルエンサー(?)なる人たちが数名いましたので、彼らの有料コンテンツを買って勉強しました。

結果的に、この勤勉な姿勢が「ブログで全く生徒が集まらない」という失敗につながっていました。

つまるところ、私が参考にしていた本や有料コンテンツは「ブログで稼ぐ方法(アフィリエイトが主)」であり、私が学習塾経営者として目指す「ブログでお問い合わせを生む方法」ではなかったということです。

「国公立大学を目指す勉強」と「私立大学を目指す方法」が違うように、「アフィリエイトで成功するブログの書き方」と「お問い合わせに繋げるブログの書きた方」は違ったということです。

私はこのシンプルな事実に気がつくまでに3年という時間と、10万円ほどの勉強代がかかりました。もちろん全てが無駄だったわけではないですが、4年目にやり方を変えてからお問合せが急激に増えたことを考えると、やっぱり遠回りでした。

今は「どう保護者・生徒の心を動かして、お問い合わせに繋げるか」を意識したライティング手法を自分なりに確立し、個人塾の規模では困るくらいのお問い合わせをいただいています。

考えれば当たり前ですが、学習塾には学習塾なりの「Webライティング(書き方)」があるということです

伸びなかった理由②タイトルにこだわりがなさすぎたから

これは今思うと本当にもったいなかったです。ブログ発信やSNS発信において、そのタイトルはいわば「顔」です。本当に当たり前なんですが、生徒や保護者がタイトルを見て「読む価値なさそうだな」と判断したらスルーされるわけです。

もちろん頭では「読みたくなるようなタイトルにしよう」と思ってはいました。ただ、そこに全く戦略や研究がなかったことが私の問題です。

3年ブログを書き続けて結果が出なかったので、4年目に入る前に「一旦これまでの全記事のアクセスを解析しよう」と奮起し、アクセスが多い記事タイトルに共通する要素を抽出しました。

そこで気がついたのは、結局「読まれる記事タイトル」は10パターン程度に絞れるということです。現在は「ブログ・SNSマニュアル」として、タイトルに使うべき単語を一覧化しています。

この単語一覧については日々アクセスを見ながらアップデートしていますが、このような「この単語を使っておけばOKリスト」があるとアクセス数とそこからの問い合わせ数が安定していきます。

伸びなかった理由③ブログとSNSとの相互作用を全く考えてなかったから

私は個人塾を開業するまで「SNS」の類をほぼ未経験で、TwitterやInstagramをインストールした経験もありませんでした。

そのため、ブログとTwitter、Instagramなどの使い分けを全く考えることなく、ブログ記事の抜粋をただ単にTwitterとインスタにそれっぽくアップしているだけでした。

さらに問題だったのは、TwitterやInstagramというオープンな場でガンガンに宣伝をしてしまっていたことです。これによって「有益な情報がない上に、がめついアカウント」という印象がついてしまったと分析しています。

現在は「TwitterやInstagramはひたすら有益な発信をして、1人でも多くHPに呼び込む役割」と明確に決めて、内容も「有益な内容」プラス「生徒の実績」に絞って発信しています。

これは本当にお得情報であまり言いたくないのですが、これまで自分の塾に限らずに数千ツイートを分析してきて、一番問い合わせにつながるのは「生徒の実績ツイート」と断言します。
生徒の実績がバグっていればいるほど、問い合わせにつながります。

これ以上話をするとコンサル先のオーナーさんたちに怒られるのでやめておきます笑

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では、今回はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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