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転職活動の前に【知っておくべき年収の仕組み】

転職活動をこれから始める方、
もしくは転職活動をすでに始めている方向けです。

転職活動を始めると
希望年収ってどうしたらいいの?
という疑問にぶつかります。

お金はあればあっただけ
邪魔にはなりませんが
転職活動の際にはある程度
市場感などを理解しておくとベターです。

1.年収相場はどう決まる?

希望年収を考える上で、
年収相場の決まり方を
理解しておくと良いです。

【年収相場の決まり方】
その業界の利益構造と
その地域の利益構造と
その会社の利益構造と
あなたの期待貢献度で決まります。

つまり、
同じ業界で同じ職種で同じ地域なら
年収はほぼ変わらないです。

2.年収UPの手堅い方法は?

年収UPを目指すなら
・儲かってる業界を選ぶ(利益率で)
・希少価値の高いポジションに変える
・都会に行く
などが、割とシンプルかつ確実です。

【ポイント】
・業界/業種が変わらないなら年収はそこまで変わらない
・未経験職種に行くなら年収は下がるのが当たり前(最悪は新卒レベル)
・地方に行くなら年収は下がるのが当たり前(今の年収の6〜7割くらいまで下がることも。)

3.危険な年収UP

ここまでの
年収の仕組みにハマらないで
高い年収を提示されるケースもあります。

ただ、結構厳しい選択に
なることが多いので
しっかりリスクは理解しておいた方が
無難です。

【番外編:リスクを伴う高年収の背景】
・慢性的に人が足りない『きつい』仕事
・人が定着しない『ブラック管理職』
・2年目から年収が下がるリスクのある『役員候補』
・一時的に人が必要な『使い捨てポジション』

4.年収は【生涯年収】と【人生満足度】でバランスを

いかがでしたか?
年収の仕組みを知ることで
希望年収の妥当ラインや
年収の上げ方のイメージも持ちやすくなったと思います。

最後に、
お伝えしたいこと。

それは、年収を考える上では
①生涯年収
②人生満足度

の2軸を改めて考えておくことです。

一つ目の生涯年収。
一瞬年収が下がったとしても、
長い目で見れば生涯年収が上がるケースも
もちろんあります。

例えば、
アパレル業界は
30代の店長までは同年代より年収が高いけど
そのあと頭打ちになるとか
地銀は
50代までは年収が高いが
その後の役職定年で
一気に年収が下がるとかあります。

今年収を下げたとしても、
将来的にニーズの高まる
仕事をやっておけば
生涯年収が高くなるということもあります。

年収を考えるときは
生涯年収の
考え方が大事です。


そしてもう一つ。
人生満足度。
どんなに年収が上がっても
後悔することもあります。

例えば、
・残業時間が多い(増えた)
・職場の人間関係が最悪
・ノルマがきつい
・パワハラ

お金が増えても
人生が満たされないこともあります。

今回の転職では
何を得たいのか。

転職を通じて、失いたくないものは何か。

何が失われるリスクがあって
その上で何を得たいのかを
明確にすることは、

後悔のない転職においては
必修科目です。

後悔のない転職活動を!


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