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【面接対策】中途採用の面接官が見ている2つのポイントと5つの伝え方

無事に選考書類が出来上がって
これから面接の対策を始めるという方向けです。
※ちなみに書類提出前に読むと選考書類のクオリティも上がります。


1.中途採用の面接官が見ているもの

中途採用の面接官が見ているのは
シンプルに2つです。

■人間としての魅力はあるか
■採用することで会社は伸びるか


逆に言えば、
面接官(社長含む)は
この2つがOKな人を採れれば
採用の目的を達成できることになります。

採用の目的は
会社の業績を伸ばす為。

なので、
採用することで会社に貢献してくれるか
という切り口は大事だし
人間性が良い方が
会社には中長期的にいい影響を
与えてくれると感じていて、
その辺りは採用の際に気にしています。

この2つのポイントを
しっかりクリアして
内定を得る為の5つの伝え方
ここからはご紹介します。

2.面接官に期待される『5つの伝え方』

面接官に
『この人材を採用したい!』
と期待されるためには
おさえるべき5つのポイントがあります。

①人としての好感を感じられる?
②マインドの柔軟性はある?
③説得力はある?
④ポジティブマインド?
⑤一緒に働きたいイメージはわく?


この5つのポイントを
どう伝えれば良いか、ご紹介します。

①人としての好感を感じられる?

人としての好感を感じてもらうには
・清潔感(みだしなみ)
・はっきり気持ちよく挨拶する
・目を見て話す
・相づちをうつ
・目を輝かせる

などがポイントです。

基本の基本なんですけど、
意識しないで
適当にやっちゃう人多いです。

あと、コミュニケーションの
トーンですが、
『面接官よりもやや硬め』

くらいがおすすめです。


著しく丁寧すぎてもダメです。
相手に合わせて、適度に親近感が湧くけども
礼節を守っている、という印象は最強です。

②マインドの柔軟性はある?

マインドややりたい事を聞かれたときに
『絶対にこうなんです!』という、
柔軟性に欠ける表現は避けた方が無難です。

ドンピシャで企業と合致すればいいのですが
大体は企業の思いとはずれることの方が多いです。

なぜそれをやりたいのか、
どんな事にやりがいを感じるのか、
この辺りをややふわっとさせて
伝えておくのがベターです。

『こういう事をやりがいに思うなら、
うちに入ったらこの辺りで頑張ってくれそう』
などと、面接官が
イメージしやすいように伝えましょう。

【事例】
・接客がしたい→人に喜んでもらいたい
・お客様から学び貢献したい→○○の分野で多くの人に喜んでもらいたい
・経理がやりたい→経理に限らずスタッフ系の部門で会社に役に立てる人材になりたい

③説得力はある?

面接官は
常に応募者の情報が正しいものなのか
本当に入社した後で活躍するのか
確信を得たいと考え続けています。

だからこそ、
その確信を得てもらうために
説得力を高める必要があります。


説得力を高める武器は二つ。
①数字や受賞実績
→何と比較してどうすごいか
→他の人がやってないことのポイント

②乗り越えたストーリー
→具体的なイメージの見える物語
→どう乗り越えたかを伝えることで入社後の活躍イメージを描いていただく


この二つを押さえるだけで
びっくりするくらい説得力は増します。

面接官が
安心して採用できると納得できる
数字やスーリーを伝えていきましょう。


④ポジティブマインド?

ポジティブマインドを持っているか、
これは意外と見られています。

転職者は
クレーマー気質
他責思考などを持っている人が
少なくありません。

そういう人材は
入社後も文句を言って
現場を荒らすこともしばしば。

面接官はこの辺りの
ネガティブワードに対して
結構シビアに見ています。

もし自分の中でネガティブな
気持ちが残っていたり
他責思考が残っていたら、

改めて内省して
消化しておくことが大切です。

場合によっては
人の力を借りるなどして、
過去を完了し、ポジティブな
マインドセットにしておくのがベター
です。

⑤一緒に働きたいイメージはわく?

最後は、面接官に
『一緒に働きたい』
と思っていただくこと。

人間的な魅力や親近感を伝え、
納得度を持った。

最後の鍵になるのは
『面接官や、その会社が好き!』
という事を伝えることです。

誰でも、
自分のことを好きと言われて
嫌な気持ちになることはありません。

むしろ、
『好きになりました!頑張りたいです!』
と伝えると、
この人と働いてみたいかもと
自然と面接官も感じてくれます。


ちゃんと想いを伝えること。
結構最後の一押しは効果があります。

3.面接官の"最後の決め手"事例集

面接官の方に、
『ちなみに最後の決め手って何ですか?』
と聞いた時の回答例を
最後にいくつかご紹介します。

<NGパターン>
・嘘っぽい
・目を見て話せない
・言葉使い
・会話が成り立たない
・協調性が感じられない
・やる気が感じられない
・話が長すぎる
・他責思考が強い
・自信過剰
・権利ばかり聞いてくる

<OKパターン>
・話していて楽しい
・熱意が伝わってきた
・実績の説得力がある
・頼りになる、仕事を任せられる安心感や期待が持てた
・前向きな発言が多い
・自分が目指す姿が明確
・素直
・成長意欲がある


NGパターンが出ると、募集要件を満たしていても落ちるし
OKパターンが出ると、募集要件を満たしていなくても採用になったりします。

4.面接官に安心して採用してもらうために

いかがでしたでしょうか?
面接官に安心して採用していただくためにも
ポイントを外さず
あなたの魅力をしっかり伝えていただければと思います。


ちなみに、この考え方で
応募書類も組み立ててみると
びっくりするくらい、書類通過率も上がります。


是非試してみてくださいね。

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