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【実は損をしている?!】可能性を残す生き方はアリか?

みなさん、日々の生活の中で
"可能性を残すこと"
結構時間お金労力を使っていませんか?

実は人は無自覚
"可能性を残しながらことを運びたい"という傾向があります。

結論、この"可能性を残す"って行為はロスが多いのでお勧めしません。

なぜ可能性を残したくなるのか?
どんなロスが生まれているのか?
どう乗り越えればいいのか?

この記事を読み終える頃には
クリアになっていると思います。

1.結婚できない女/転職できない男

人が可能性を残したくなる背景を、
二つの事例からご紹介します。

<事例1:結婚できない女>
今付き合っている彼がいる。
でも、もしかしたらこの先、
もっといい人が現れるかもしれない。
この人と本当に結婚していいのかしら?
後から素敵な人が現れたら困る…
でもこの彼を本当に逃していいのか…
・・・・・決められないからもうしばらく様子を見よう
<事例2:転職できない男>
今の会社、ブラックだなぁ。
サービス残業だらけ。ノルマもきつい。
上司はパワハラ体質で
正直自分も心身ともにしんどい。
でも、もしかしたら、次の査定は上がるかもしれない。
転職したらそこでもパワハラに合うかもしれない。
今の会社が良くなる可能性も0ではないし…
来年昇進するんだったらもったいないよな…
でも転職時期を逃すのも怖いなぁ…
・・・・・決められないからもうしばらく様子を見よう

極端な例かもしれませんが
大なり小なりこういうマインドを
ほとんどの人が持っています。

この二つの例はどちらも
可能性を残したいがために
現状維持を選択しています。

客観的に見たら
「いや結婚したほうがいいじゃん!」
「いやすぐに転職したほうがいいよ!」
って言えちゃうことも多いのですが
当事者になるとその判断が鈍ることが多いです。

実は、この背景は
「もったいない心理」
言い換えれば
「今までの努力に見合った対価を、投資相手から回収したい」
という心理的な動きです。

細かくはググってもらいたいんですが
「頑張ったんだから見返りをくれよ!」
という心理が正しい判断を鈍らせているというところです。

2.結果に直面することへの恐怖

人は、ネガティブな現実に直面することへの恐怖を抱きます
先ほどの婚活や転職の例でもそうですが
「投資に見合う対価を得られない」
「別の選択を行うべきだった」
等という後悔を伴う結果に
直面することを避けたい傾向があります。

その結果、
可能性を残す≒結果に直面しない
という選択をするようになります。

この「可能性を残す」ことのデメリットは以下。

<可能性を残すデメリット>
①維持コストがかかる
②本来得られるはずの代価が得られなくなる
③自らの成長機会を失うことになる
④ネガティブになりやすい

ご参考に、少し解説してみます。

①維持コストがかかる

今の彼氏との関係を維持する、
今の職場で勤務し続ける
等の行為は、時間も労力もお金もかかります。

結果に直面しない延命機関に
ただただ時間と労力とお金を投下することになります。

だいたいは、これらの維持コストは
本来必要ではないことの方が多いです。

②本来得られるはずの代価が得られなくなる

例えば、
・今の彼と結婚するチャンスを失う
・体調を崩して努力した分の評価を得にくい状態で転職に失敗する
等です。

今まで努力した分の実りは、
目の前ですでに得られるはず
なのに、
結果に直面することを先延ばししたことで
得られなくなるというケースも多い
です。

③自らの成長機会を失うことになる

結果に直面すると、気づきが生まれます。

今の彼と結婚したならば「誰と結婚するか」と同じくらい
「結婚した相手とどうかかわることが互いにとって最適か」
を考え、自己成長することが
幸せになる秘訣だと気づいたりします。

今の職場から転職したことで
「会社は一つじゃないし、自分らしい生き方がある」
と、いかに自分が生きてきた範囲が狭かったか等と
気づくこともできます。

結果に直面すると、
その結果から振り返ることができます。

もちろんいい結果を得られることもあります。
そして、たとえ悪い結果だったとしても
基本的には自分の中でプラスに消化できるものになります。

④ネガティブになりやすい

結果に直面しないと、
常に「結果に対する不安」と付き合うことになります。

不安と同居すると
人はネガティブになりやすいです。

そして、
残念ながら結果を先延ばしにする方は
複数の案件を同時に先延ばししていることが多いです。

結果として、ネガティブな感情が強くなり
さらに結果に直面することが不安になり
一歩を踏み出しにくくなるという
悪循環にはまってしまったりします。

3.結果に直面するためには「決断力」がカギ

結果に直面できない理由は、
「可能性を捨てきれない不安」
でした。

そして、ここまでで
「可能性を捨てないことによるデメリット」
もお伝えさせていただきました。

裏を返せば、
可能性を捨てて結果に直面するメリットは以下です。

<結果に直面するメリット>
①少ないコストで多くの成果が得られる
②努力に対して適切な代価を得られる
③成長機会を多く得られる
④ポジティブになりやすい

あえてここでは細かい説明は省きますが
【結果に直面する】ことで、
成長できるし、ポジティブになれるし
自分の人生の主導権を
自分の手元に引き寄せることができるようになります。

そのためにも、可能性を捨てる、
可能性を断つことを決めることが大事です。

決断=断つことを決める

と書きますよね?

実は、決断は決めることよりも
断つことが難しいと言われます。

4.決断することで新しい人生の扉が開く

決断しない人生は、
「なんとなく」であふれていて
他人が与えてくれた機会の中で
他人との比較のなかで
「そこそこ」の人生を生きることにつながります。

それでもいいのですが、
一番切ないのは、この決断をしないせいで
「本来得られる実りを得ない人生」
「自分の人生を生きず、結局気づいたら終わってしまう人生」
を生きてしまう人がいるということです。

自分が「こうしたい」という方向に向かって
決断を繰り返すことで
本当に自分の成長スピードは上がって
得られる成果は増えて
気づけばたくさんの夢を実現できる未来が
待っていたりします。


今日、何かを決断する。
その小さな一歩が、一年後の未来を大きく変えるかもしれません。

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