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公立高校向け作文対策・過去問から考察した課題31問

2022年度の公立高校入試においては、全国ほとんどの地域において作文が出題されています。文字数などに多少の違いはあるものの、大体200字前後で、自身の考えを述べることが求められています。
 
文章の中から一部を抜粋し、その点についてどう思うのかを聞かれたり、表やグラフから読み取れることを聞かれたりと質問形式は様々ですが、自身の経験や見聞したことなどを踏まえながら、自分自身の意見をしっかりと述べることが必要です。
 
は、以前から作文添削のバイトをしていたり、個人塾にて高校受験の生徒たちの作文を添削してきたりしていますが、ほとんどの子どもが自分の意見を述べる形の作文を「書いたことがない」のが現状です。要は、書くことに慣れていないのです。作文用紙の使い方ももちろんそうですが、段落の組み立て方、自身の経験談の組み入れ方、最後のまとめの書き方など、何も分からずに書いている子が多いです。ですから、少しポイントや書き方を教えてあげるだけで格段に上手になっていきます。
 
あとは、「書く」ということに「慣れる」ということ。毎日書いていれば、必然的に文章力は上達していきます。
 
しかしながら、意外と作文に関しての問題集というものも少ないですし、入試の過去問も国語の問題を順に解いていかないと作文の問題が出てこなかったりで、「作文」だけを練習していくことはなかなか難しいという現実に直面しました。
 
そこで、公立高校で実際に出題された過去問を参考に、練習しやすいように短い問題文にしてまとめてみることにしました。最新の過去問から分析していますので、昨今の入試問題で話題となりやすいトピックがたくさん詰まっています。この問題集の問題を1日1問、コツコツと解いていってみてください。

全て解き終わった頃には、すっかりと作文に慣れて、大抵の問題には対応できるだけの作文力がついているはずです。

有料記事では、
・作文用紙の使い方
・作文の構成について
・ウォーミングアップ問題20問
・過去問から考察した200字作文課題31問
をみることができます。

サンプルとして、
ウォーミングアップ問題
1、あなたは、学校で食べるお昼は給食とお弁当のどちらがいいと思いますか

過去問から考察した200字作文課題
1問目
 現代では、和食の良さが見直されています。あなたは、和食のどのようなところが良いところだと考えますか。また、その良さを受け継いでいくために、あなたが取り組んでいること、またはこれから取り組みたいことを、具体的に200字以内で教えてください。

 

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