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麻婆豆腐

自炊をするようになって気付いた。

“自分で味付けすれば自分好みの味になる”ということに。
当たり前過ぎて開いた口が塞がらない人も多いだろうが、実家で暮らしていた頃の私はそんなことにも気付かなかった。
それを如実に感じたのは、初めて麻婆豆腐を自作した時だ。
麻婆豆腐、皆さんも当然好きだろう。
しかしレトルトでない物を食べたことのない人も案外多いのでは?
以下、私が普段作っている麻婆豆腐のレシピです。参考までに。

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材料
・豆腐×1
・挽肉×1
・長ネギ(微塵切り)×1
・甜麺醤×適量
☆豆板醤(以下、全て適量)
☆オイスターソース
☆一味唐辛子
☆醤油
☆生姜チューブ
☆ニンニクチューブ
・砂糖
・中華スープの素
・水
・水溶き片栗粉
・山椒

手順
① 豆腐を思うがままに切り、5分ほど茹でる。
割と大きめに切るのがKirinGoodスタイル。

② サラダ油(分量外)で挽肉と甜麵醬を炒める。
火が通ったら皿にでもあけておく。

③ サラダ油(分量外)で☆を全て炒める(油跳ねまくり!)
このあたりから、部屋が中華の香りで満ち満ちてくる。

④ 香りが立ってきたら先程炒めた挽肉、水、砂糖、中華スープの素を投入する。

⑤ 水が沸騰したら長ネギを入れる。④のタイミングでネギを入れる人もいるらしいが、私としてはこのタイミング以外ありえない。

⑥ そのうちネギがクタっとしてくるので豆腐を入れ、1分程で火を止める。すかさず水溶き片栗粉を入れ、手早くかき混ぜる。水溶き片栗粉は多すぎても少なすぎてもいけない。量の調節には全神経を費やす。

⑦ 皿に移したら山椒を振りかけて完成。花椒をかける派閥の者もいるらしいが、絶対に山椒の方が美味いので間違わぬように。それでは、いただきます。

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とまぁこんな感じでござんす。
調味料は自分の味覚に合わせて調節していただきたいため(また計量してつくったことがないため)全て適量としてある。
「ニンニクの芽抜きはありえない。」「中華スープの素じゃなくて味覇な?」「豆鼓を入れろ非国民。」との声があちこちから聞こえてくるが、そんなことを言う軟弱者大バカ者愚か者どもは東京湾に沈めたりしたい。中華風に言うと揚子江に沈めたりしたい。

「料理は自由なもので、これをしなければならないというものはない。ニンニクの芽がなかろうが、豆腐がなかろうが、何もかもなかろうが、麻婆豆腐を名乗っていいんだよ。」

みたいなことを土井善晴先生が言っていたような気がします。

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