平成が終わるということで。

平成31年4月30日 今日でひとつの元号が終わる。

#平成最後の〇〇

なんてSNSでは流行っているけど、
平成に生まれたわたしとしては、とっても良い時代を生きさせてもらったなぁと、穏やかに最後を迎えたいなぁなんて思っているわけです。

と、いうことで。
27年間、この時代に生まれたからこそ感じることのできたあれこれ。わたしなりに綴りたいと思います。

バブル期を知らない。

バブルが崩壊してすぐに生まれて、あの頃のキラキラ輝いてた日本を知らない世代なんだね、なんて言われたこともあったけど、十分楽しい時代を送らせてもらいました。知らないことは、悪いことばかりじゃないことを知りました。

戦争 も知らない。


前述で知らないことは悪いことばかりじゃない、と言ったけど戦争があったこと、そういう時代があったことは知っておくべきだと思った。
実際に経験している人しか感じられない痛み、辛さ、そういうものまで繊細に汲み取れないかもしれないけど戦争を経験している人から、当時の話を聞くのは本当に貴重。わたしはおばあちゃんが戦争体験者で、よく小さい頃にこんなことがあったんだよ、って教えてもらっていた。大人になってわかるけど、この平成の平和な世界が当たり前じゃないんだってことは、知っておいた方がいいのかもしれない。

震災の怖さを知っている。

これは、令和の世代に、確実にわたしたちが伝えていかなければいけない。阪神・淡路大震災や東日本大震災、他にも沢山の震災を経験した。
その分沢山悲しい、辛い思いもした。自分はなんて無力なんだろうって、落ち込むこともあった。反面、人の優しさ温かさを心の底から感じて、防災の大切を改めて知った。絶対、なんてことは絶対にない。いつ自分の命や大切な人の命が無くなってしまうか、命の脆さは伝えていかなければいけない。

自分らしさが当たり前に。

これは、私が1番平成の大きな変化だと思う。
社会人はこうあるべき、、男とは、女とは、、みたいな社会の風潮の線引きが少しづつだけど無くなってきている様に感じる。自分らしさを表現してはいけなかった時代から、自分らしさを表現することで周りに何か変化を与えられる時代になってきたように思う。実際、ジェンダーレスの友達も当たり前にいるし女同士で付き合っている後輩もいる。それを包み隠さずに他者に伝えられる環境になったことは本当に素敵なこと。それが、当たり前であってほしい。それに、平成時代の人たちは良い意味で否定をしない。優柔不断な世代とか言われているけど、なんとなく。とか、そんな感じ。とか、そういう考えが世の中を柔らかくするんじゃないかなぁと個人的には思う。

平成 しか生きていないわたしからしたら
何言ってんだか。と思われるかもしれないけど
平成 しか生きていないからこそ感じることもあるはず。
とにかく、とっっっっても良い時代を生きている自分を、もっと大切に、丁寧に、次の時代も全力で生きていけるようにしないと!!思いました。

ありがとう 平成 !!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?