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クラクションを安易に鳴らすな

音に敏感なのは昔から変わっていない。

特にふいに大きな音を立てられることが苦手だ。

運動会のピストルの音が怖くていつも耳をふさいでいたり、花火大会の時も花火が打ち上がる度にびびっていた記憶がある。

飲食店で食器が割れる音でさえ肩がびくつくほど驚いている。

電車のホームで待っているとき、急に警笛を鳴らされるのも苦手だ。

周りのみんなが平然としているのが信じられない。

私だけ警笛にびびって心臓もバクバクしているのに、みんなは何も感じないのだろうかと不思議に思ったこともある。

昨日は横を通った車が急にクラクションを鳴らしてきやがった。

私の肩は大きく上下に動き、心拍数が一時的にはやくなっていた。

周りの人はやはり平然としている。

近くに人が歩いているのに当たり前のようにクラクションを鳴らしていることに腹がたった。

少し遠慮した鳴らし方だったら、まだ百歩譲って受け入れられただろう。

ためらいなく鳴らしている音量だったので、ついつい反応してしまった。

生理前だから仕方がない。

言葉遣いが汚くなるのは承知の上で思ったこと。



歩行者が前をノロノロ歩いていたか知らないが、それごときで鳴らしやがって。

クラクションは鳴らさないのが原則。

道路交通法54条を一から学びやがれ。



という目で運転手を見ていた。

あくまでも生理前だからそう思ってしまうのであって、それ以外は温厚に振る舞っていられる。

むやみやたらにクラクションを鳴らす運転手ごときで睨んだりなんかしない。

気が狂ったようにドラムをガンガン叩いているくせに、急に大きな音をたてるのは相変わらず苦手だ。


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