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「頑張れ」と言われてしんどかったあの頃

「頑張れ」という言葉が相手によっては
精神的苦痛を感じさせる時代になった。

私は幼き頃から、この言葉にしんどさを感じていた。

しかしながら便利な言葉であり、
普段よく乱用している言葉の一つだ。

何か頼み事や仕事の依頼をされた時、
「頑張りまーす」
なんて、頑張るつもりはさらさらないけれど、
そう返事しておけば済む。



小学校の頃、毎年冬に開催されていた持久走大会。

大会の日になると、近所の人たちで校庭が賑わい、
子供たちはひたすら校庭を走る。

このイベントがとてつもなく嫌いだった。

持久走そのものも大嫌いだったが、
それを応援する近所の人、保護者の応援が
さらにしんどさを悪化させていた。

「きりんちゃん!頑張れ!頑張れ!」

何度も応援の声が飛び交う。

肉体的にきついのに、
「頑張れ!」の言葉でさらにしんどさが増す。

「頑張れって・・・しんどい・・・」

これは子供たちにとって教育上よろしくないことだ。
精神的苦痛を生じさせてしまっている。

こうなったなら、校則の見直しをしてもらう必要が
ありそうだ。

下記項目をあらたに追加するとする。

『持久走や運動会などのイベント時、その他、
生徒が苦痛である状況にある際は、
安易に頑張れと言うのを禁止する』

さらに追加してもよい事項があるかもしれない。

例えば、

『給食に嫌いなメニューがあって、食べきれないとしても
掃除の時間や昼休みの時間まで食べる行為は禁止する』

とか、

『プール内で排泄行為は禁止する。
万が一、プール内での排泄行為が発覚した場合は
本人へ厳重注意を行う』

とか、

『せきがえ時のいかさま行為は禁止する。
万が一、生徒間でのいかさま行為が発覚した場合は、
保護者へ来校を求め、生徒指導担当より厳重注意を行う』

とか

『大きい水筒を持参している生徒にたかることを
禁止する。万が一、そのような状況が発覚した場合は、
関係していた生徒へ反省文を求め、保護者連絡を行う』

とか。

今こそ、校則の見直しを行うタイミングだ。



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