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温厚なフリをしているだけで根っから優しい人間ではない

人と関わる時、表情や声のトーン、
態度に十分気を付けている。

印象よく見られたいし、嫌われたくないのが本音だ。

他人の顔色をうかがってしまうクセもまだある。

どんなに忙しくてもイライラした態度や
ムスッとした表情をなるべくしないように
心がけていた。

人に怒ることも絶対にないし、
目くじらを立てて何か言うこともしない。

常におだやかに、かつクールな態度でいる。

誰かがミスしても責めたり指摘もほとんどしない。

自分が好きな人でさえ言えないこともある。

よっぽどのことであれば、
とっても優しい口調で伝える。

言い方には十分気を遣う。

人を否定したり怒ることができないといってもいい。

指摘すらもできない。

人に怒りをぶつけたり、否定をしめすことは
かなりのエネルギーを要する。

もし誰かに怒りをぶつけることがあれば、
ずっとそのことを引きずってしまう。

それがわかっているから人に注意したり
怒ることができない。

表情はいつもニコニコ、やさしい口調で
物事を言う。

平和が一番。

表面上はやさしそうな人間に見えるだろう。

思ってもいないのに優しい言葉をかけたりもする。

優しいねと言われたこともあった。

しかしながら全くもって優しい人間ではない。

誰かが仕事でミスをしたとき、
誰かその人に注意してほしいと思っている。

こんな時、注意できる人が私が思う本当に優しい人。

私の場合、その人のことを思って
何か指摘してあげようとは思わない。

自分のミスは自分で気づけ、
それができなければもうそれで終わり、

こちとら、あんたにかまってる時間はない、

とさえ思っている。

外づらはいいかもしれないが、なかみは冷酷無慈悲。

自分が傷つけられることをされても、
直接相手に感情をぶつけたり言うことはない。

腹が立っても、その程度の人間なんだな、
それで一生を終えるがよい。

ととらえ、ばっさりと切り捨てる。

人間関係で精神的に追い詰められることもある。

その時は第三者に相談するか、
その場をとっとと去る。

その相手と関わらない方へ逃げるのだ。

私は根っから優しい人間ではない。

バリバリの損得勘定で人をみている。

嫌われたくないから優しくする。

ニコニコ、肯定的に振る舞う。

温厚なフリをしているだけなのです。

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