料理はしたくないけどおいしいコーヒーは淹れてあげたい
かれこれ10年以上、包丁を握っていない。
キッチンに包丁もなければ、調理道具も調味料もなく、料理をする気がさらさらない。
誰かに作ってあげたいと思わないし、むしろ誰かの作った料理を食べたい側だ。
相手もいないくせに、将来の愛する人にはお料理を作ってもらいたいと考えている。
そのかわり、掃除、洗濯は私の役割。
料理以外の家事はなんでもやります。
食後にはおいしいコーヒーを淹れてあげます。
もちろん、インスタントで済ませることはありません。
豆を挽くところから本格的に作ります。
一度もやったことがないくせに。
豆もコーヒー道具も買ったことがないくせに。
でもそれまでにしっかりとお勉強をします。
おいしいコーヒーの淹れ方をちゃんと学びます。
でも料理はしません。
したくありません。
もしかすると、たまに作ってあげたいと思うときがあるかもしれません。
週1回くらいは作ってあげたいな、と思うかもしれません。
その時は作ってあげます。
おいしいハンバーグを作ってあげます。
でも基本は作りません。
そのかわり、おいしいコーヒーを淹れてあげます。
モーニングも、食後のコーヒーも全て私にお任せください。
でも料理はしません。
したくないのです。
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