世界の中心で初潮を叫んでいた頃
小学3年生の時、すでに生理を迎えた子が出現し始め、
「今日生理なんだよねー」とか
「私も始まったー」
と言う声を耳にするようになっていた。
それを聞くたびにうらやましくて、
私もそっち側の人間に早くなりたいと
羨望のまなざしでその子らをみていた。
女の子だけの授業の時にもらったナプキンを
何もない日にあてて過ごしてみたりした。
学校で学習したことと自宅での実践を重ね、
いつ生理が始まってもいいように初潮に備えていた。
はやくナプキンをつける日がこないかなぁと思った