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#43 クロスオーバー。

※ワンダヴジョンのネタバレを含みます。

ヒーロー好きなんですよ、ヒーロー。
ヒーローと言っても様々いらっしゃいます、仮面ライダーウルトラマン戦隊メタルヒーローetcetc…。

今回お話しするのはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)について。
今更お話しするまでもないくらい多くの方が楽しんでいる作品なんですが、
アメリカのMARVEL社が刊行しているヒーローコミックが映画化された物です。

昔の単発作品では無く、多くの作品を一つの時間軸で描くと言う大河的な描き方をしています。

映画化されたコミックは大きく分けて二つの配給会社が関係しています、マーベル・スタジオとフォックスです。

それぞれに映画がされているキャラクターに違いがあるのですが、理由はマーベル社が資金難時代に版権を売却したからですね。

たとえば昔から人気のスパイダーマンですが、トム・ホランド主演のスパイダーマン前のトビー・マグワイヤ、アンドリュー・ガーフィールド主演の作品はフォックスにて映画化されています。
日本でも格闘ゲームなどで馴染み深いX-MENシリーズもフォックスが映画化していました。

このキャラクター版権を掻い潜るためにMCUのエイジオブウルトロンに出てきたワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ)、ピエトロ・マキシモフ(クイックシルバー)の姉弟は本来はX-MENで言うところのミュータントでマグニートーの子供という設定だったのですが、ミュータントでは無く、ヒドラと言う組織によって改造された人間と言う描写に変わっておりました。
このエイジオブウルトロンで弟のピエトロは、子供を守って死亡してしまいます。
その後の作品で姉のワンダはヒーローとして活躍しています。

スカーレットウィッチ、クイックシルバーと言う名称も版権がマーベル・スタジオに無いため使えないので、MCUでは今まで出てきておりません。

※フォックス版のX-MENの映画には、役者さんは別の方ですが、クイックシルバーとして出てきており、生存しております。

さて話を戻します。

MCU作品としては数々の映画が10年以上前から発表されています、そして現在は映画の枠からドラマ化もされておりまして、現在日本ではディズニー+へ加入する事で楽しむ事ができます。

ドラマの内容は映画の続きだったり、映画の内容を補完する物であったりします。

現在日本のディズニー+で楽しめる最新のマーベルドラマはワンダヴィジョン。

先ほどお話ししましたワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ)の最新のお話です。

このドラマの最新話に、フォックス版クイックシルバーが出演したのです。

ジムでエアロバイクを漕ぎながらマジかよ!と大声を出してしまいました、深夜だったので誰もおらずに助かりました。

申し上げた通り版権の問題が今まであったため、フォックスとマーベル・スタジオで同じキャラクターを共有することは、一部契約上特例として(トム・ホランドさんのスパイダーマンなどがこれに当たります。)出演するしかありませんでした。

何故配給会社の壁を超えてMCUとX-MENのクロスオーバーが実現しているかと言うと、2019年3月にマーベル・スタジオの母体、ディズニーがフォックスを買収しているからですね。

MCU版のワンダはエイジオブウルトロンで弟を亡くしています、今回そのワンダの元に、別次元(フォックス)の弟が現れた、と言う事です。

ああ伝われこのワクワク感。

デッドプールやヴェノムもMCUへ合流できるなんて噂も聞いています、ますます楽しみです。

無限にプレゼンしたい、ラジオやろうかしら。

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