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スヌーピーと読み解く「海のはじまり」最終回 - 配られたカードで戦う勇気

(サムネ)引用元:海のはじまり公式サイト

「海のはじまり」は、切なくも温かい余韻を残して最終回を迎えましたね。夏と海、弥生、そして水季の物語には、「マインドフルネス」という考え方について改めて考えさせられます。

このドラマが教えてくれるのは、私たちが人生の中で出会う様々な出来事、そしてその中で生まれる感情は、すべて受け入れるべきものだということです。

最終回あらすじ

ベッドではなく床に敷いた布団で目を覚ます月岡夏(目黒蓮)。海(泉谷星奈)のランドセルやぬいぐるみが視界に入るが、海の姿はない。「…海ちゃん」と呼びかけるが、返事はなく、部屋は静まり返っている。

その頃、南雲家で目を覚ました海は、寝起きのまま居間へやってきて「夏くん…」と呼びかけるが、そこには朱音(大竹しのぶ)と翔平(利重剛)がいるだけで、夏はいない。朱音から「自分で帰らないって言ったんでしょ」と言われ返す言葉のない海。

パジャマ姿のまま寝そべっている海に、朱音と翔平は「朝ご飯を食べようよ」と声を掛けるが、海は「…食べたくない」とそっぽを向く。朱音は台所でおにぎりを握り、「食べなきゃダメ。生きなきゃいけないから」と海におにぎりを差し出す。そして、水季が亡くなった日におにぎりを食べた話をする。

やがて、夏のスマホに弥生(有村架純)から着信が入る。夏が電話に出ると、弥生は海からの伝言があると夏に告げ…。

引用元:海のはじまり公式サイト

スヌーピーと読み解く「海のはじまり」

皆さんは、「心をととのえるスヌーピー」という本をご存知でしょうか。スヌーピーには哲学的な名言が多く、彼の言葉は、マインドフルネスの核心を突いています。

「You play with the cards you're dealt …whatever that means.」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)

この言葉は、ドラマの主人公・夏の状況にも当てはまります。突然、自分に娘がいることを知らされた夏は、まさに予期せぬ「カード」を配られたのです。しかし、彼はそのカードを受け入れ、父親としての役割を果たそうと奮闘します。

マインドフルネスの実践では、現状をあるがままに受け入れることが重要です。夏が娘の存在を受け入れ、新しい人生を歩み始めたように、私たちも人生で予期せぬ出来事に直面したとき、それを受け入れ、前に進む勇気が必要です。

また、スヌーピーの言葉の後半、「それがどういう意味であれ」という部分も重要。これは、状況の意味づけにとらわれすぎないことの大切さを示唆しています。

ドラマの中で、水季が残した手紙にある「始まりは曖昧で、終わりはきっとない」という言葉も、この考え方と通じるものがあります。人生の意味や目的を常に明確に理解することは難しいかもしれません。しかし、その不確実性を受け入れ、今この瞬間を十分に生きることが大切なのです。

スヌーピーの言葉とドラマのメッセージは、私たちに「今、ここ」に集中し、与えられた状況を最大限に生きることの大切さを教えてくれています。これこそが、マインドフルネスの真髄といえるでしょう。

私たちも日々の生活の中で、予期せぬ出来事や困難に直面することがあります。そんなとき、あなたに配られた「カード」は何でしょうか。スヌーピーの言葉を思い出し、与えられた「カード」で最善を尽くすことで、より豊かで充実した人生を送ることができるはずです。

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