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現在なう日記 041 何を思い込んでたかというと

思い込み続きである。

たとえばAさんの出身地を勘違いしてたとか、年齢を勘違いしてたとかそういうのはそんなにたいした影響はない。こういう単純な事実と勘違いの差は比較的すぐに気がつくからだ。

厄介なのは考え方や、誰かや何かに対する決めつけのようなものだ。
高校の時体育の女性の先生から、
「あんたたちは四大出て男と一緒の土台で働くんでしょ?だったら生理痛くらいで休むとかありえないわよ。わたしなんて痛みで吐いたこともあるわ」
当時は、そうかー対等に働くならそんな我慢が必要なのか、なんて思ってたけどよくよく考えてみるとツッコミどころ満載である。
そもそも、痛みを我慢するとか意味がない(病院行けよ)だし、そこを我慢することが男女平等なわけはないはずだ。

それでも私のどこかに「生理痛で休むのはありえない」的な考えがインプットされて、そのままかなり長い間行動に影響を与えていたと思う。

この手のことは、「事実」のように簡単に比較できないし、比較しようにも普段は自分の心の中のどこかを名もなき形でウロウロしているだけなのでそんな考えが自分の中にあることすら中々気がつかない。

気がつかないからこそ、何かの拍子に思考の海の上の方に浮かんできて言葉として形になった瞬間を離してはいけない。言葉に違和感を覚えたら、すぐに「ほんとにそうなの??」と問いかけをしなくてはいけない。


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