コーチング

僕はGCS(銀座コーチングスクール)でコーチングを学び、認定を得て、現在はコーチとしての活動も始めている。
【GCS個人サイト】
https://www.ginza-coach.com/coaches/view.cgi?username=1909AO2247

そもそもコーチングって、何？

GCSでは以下のように定義しています。
「コーチングとは、パフォーマンス向上のために対話によって対象者を勇気づけ、〝気づき〟を引き出し〝自発的行動を〟促すコミュニケーション・スキル」
コーチはサポートする人(クライアント)のパフォーマンス(成果・業績)を上げるため、対話により気づきを引き出し、その持てる能力を最大限に発揮して行動を起こしてもらうことに専一する。

職業柄、もともと心理学には興味があり独学でいろいろ学んでいた。
コーチングもその一環で出会っていた分野だった。
しかしある時を境に本格的に学び、習得したいと思うに至った。

それは・・・、
完全に潮目が変わったと実感した時。

それまでの僕は、俳優・声優として、
〝如何に自分が上達するか、如何に自分のステージを上げていくか〟
に注力して動いていた。歯車は上手く噛み合っていた。
しかしある時から状況に変化が現れ始め、歯車が噛み合わなくなり、
次第に場がなくなり始めていった。
何が主な理由かは解らなかったが、恐らく自分の油断もあったろうし、
運気的な事も関係していたのかもしれない。

僕は焦って、とても悩んだ。
でも、どうすればいいのか解らない。
これまでいられた世界から少しづつ弾かれていく。
居場所も無くなっていき、乗っていた土台が消えた様で、
どうやって立ち続ければいいのか解らない状態で時間が過ぎていった。
今思えば、軽い鬱にもなってたかもしれない。

そんな中である時、ネットでコーチングの体験セッション会を見つけ、
衝動に駆られて申し込んだ。何かを掴みたかったんだと思う。

その日のセッションは軽いものだったが、とても多くの気づきを得られた時間だった。特に固定観念に囚われて身動き出来なくしている自分に気づかされ、目詰まりを起こしていた何かが〝ポンっ〟と外れた気がした。
コーチングを改めて確と知り、
これはこれからの自分に必要な学問で、自分も身に着けて同じような悩みや壁にぶつかっている人の力になりたいと強く思うに至った。
実は自分が望んでいたことに気づくきっかけを与えてもらえた。

資格を得て半年以上経ち、
これまで多くの人達とセッションを行ってきた。
効果が直ぐに現れない人もいる。
でも接していると間違いなく以前の本人とは変わっている。
気づきを得て自分を変えていこうと行動に移してくれている。
変化を自覚し、それを言葉にして僕に伝えてくれる時は最高に嬉しい。
それを見て自分もまた沢山気づかされる。

コーチとしてはまだまだ研鑽を積む必要があるが、
長年やってきた俳優の感性も活かし自分流のコーチングを作っていきたい。これが今の目標。
そして、これまでとは違う役立ち方の出来る自分になる。
これが今の目的。

その時は苦しかったけど、
潮目が変わってくれたことに、今は感謝している。